アプリケーションの実行
プロダクション用の CICS 環境を設定しているのであれば、ここで PCT エントリを作成してプログラムの名前を CICS トランザクション ID に関連付けます。しかしこの例では、Micro Focus の一般的なプログラム実行
CRUN
を使用します。これはテストに便利で、CICS テーブルの変更することなく、要求ベースでのプログラム実行を可能にします。
端末エミュレータを起動し、画面をクリアします。
なお端末エミュレータは必要に応じて、以前設定したリスナ・ポートと通信するように設定し、さらに Enterprise Server Administration の [
Home
] ページでサーバの [Communications Processes] セルから見つかる正しい IP アドレスに接続するように設定します。
CRUN
progname
を入力します。ここで、
progname
はプログラムの名前です。
これは、内部読み取りプログラムとして定義される一時データ・キューへの書き込みによってジョブをサブミットする CICS アプリケーションを呼び出します。以前提供された例題プログラムを使用した場合は、サブミット済みの JCL が出力画面に表示されます。
上位ヘルプ:
内部読み取りプログラムによる JCL のサブミット
前のトピック:
TN3270 リスナの作成