DSN コマンド

DSN バインド・ユーティリティを実行することで必要に応じたスキーマ更新を行い、HCOSS バインド・スクリプト・ファイルに含まれているコマンドを実行します。

構文

DSN SYSTEM(SQLServerConnection) @"bindScriptFile"
[ASUSER(userID.password)]

パラメータ

SQLServerConnection SQL Server データベースへの確立された接続の名前。
bindScriptFile 実行するコマンドを含んでいるバインド・スクリプト (.hcodsn) ファイルへのフルパスを表すファイル名。1
userID SQL Server データベースへのログオンに必要なユーザ ID。ユーザ ID に英数文字以外の文字が含まれている場合は二重引用符 (") で囲みます。2
password SQL Server データベースへのログオンに必要なパスワード。パスワードに英数文字以外の文字が含まれている場合は二重引用符 (") で囲みます。2

1 FHCOSS バインド・スクリプト・ファイルで有効なコマンドの一覧については、『バインド・スクリプトのコマンド』トピックを参照してください。

2 これらのログイン認証情報で必要となるデータベース・アクセス許可レベルは、場合により異なります。詳細は、『DSN バインド・ユーティリティ』のトピックを参照してください。

コメント

  • DSN.exe は、 %ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Enterprise Developer\bin ディレクトリにあります。
  • DSN.exe は、 %ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Enterprise Developer\bin ディレクトリにあるコマンド・プロンプトから実行するか、またはビルド後のイベントとして実行します。
  • リモート・サーバにディプロイする場合、オプションで開発用サーバの変わりにディプロイ用サーバで DSN.exe を実行できますが、このように実行するにはディプロイ用サーバ・マシンに適切な権限が必要です。
  • Manage Packages and Plans ツールを使用するか、またはテキスト・エディタに手動で入力して、バインド・スクリプト・ファイルを作成します。
  • ASUSER パラメータを省略すると、DSN は Windows 認証を使用し、失敗するとユーザ名およびパスワードの入力を求めます。