Event-step-ready

ジョブ・ステップが実行されようとしていることを示します。このイベントは Event-before-PGM-call に似ていますが、親プロセスで発生し、プログラム名などの情報をユーザ出口で変更することを可能にする点で Event-before-PGM-call と異なります。

このイベントを使用すると、プログラム・エイリアス名、プログラム名、およびパラメータ文字列情報をユーザ出口で確認または変更できます。

TSO セッションの場合、このイベントは発生しません。

イベント固有のデータ:

このイベントに使用できるデータは次のとおりです。

  • プログラムの名前とエイリアス
  • プログラム・パラメータ文字列 (JCL の PARM = パラメータに相当する)

アクション:

このイベントの場合は、次のアクションを要求できます。

action-PGM-info
変更されたプログラム名 (またはプログラム・エイリアス) とパラメータ文字列、あるいはそのいずれかを JCL で使用する必要があることを示します。プログラム名が (プログラム・エイリアスに対して) 変更された場合は、そのプログラム名のエイリアスが存在するかどうかを確認するためにエイリアス・リストでそのプログラム名が検索されます。存在する場合は、その新しいエイリアスが使用されます。
action-abend
システム異常終了 S822 (リージョン使用不可) でステップが異常終了する必要があることを示します。後続ステップの実行は、この異常終了に基づくことになります。