PRINT コマンドは、VSAM データ・セットと非 VSAM データ・セットの両方の内容を印刷します。このコマンドにより、完全なデータ・セット、またはデータ・セットの一部が文字フォーマット、16 進フォーマット、またはその両方のフォーマットで印刷されます。
MFJAMS は、次の表に示したパラメータを使用します。他のパラメータは、すべて無視されます。
INFILE(ddname) | 印刷されるデータ・セットの名前を指定する (このジョブ・ステップの JCL に含まれている) DD 文の名前 |
INDATASET(data-set-name) | 印刷されるデータ・セットの名前 |
OUTFILE(ddname) | 印刷出力用の DD 文の名前。データ・セットは、少なくとも 121 の LRECL 値を持っている必要があります。OUTFILE を省略した場合は、SYSPRINT DD 文とみなされます。 |
FROMKEY(key) | 印刷する最初のレコードのキー (VSAM KSDS データ・セットの場合のみ)。同じ主キーを持つレコード、または最も近い上位キーを持つレコード (正確に一致するものがない場合) で印刷が開始されます。代替索引は使用されません。 |
TOKEY(key) | 印刷する最後のレコードのキー (VSAM KSDS データ・セットの場合のみ)。同じ主キーを持つレコード、最も近い上位キーを持つレコード (正確に一致するものがない場合)、またはファイルの終わりで印刷が終了します。代替索引は使用されません。 |
SKIP(number) | 印刷を開始する前にスキップするレコードの数。 |
COUNT(number) | 印刷するレコードの数。 |
CHARACTER | 文字フォーマットでレコードが印刷されます。MFJAMS は、EBCDIC データ・セットを ANSI に変換します。印刷できない文字は、ピリオドとして印刷されます。 |
HEX | 16 進フォーマットでレコードが印刷されます。MFJAMS は、レコード内の各バイトを 2 バイトの 16 進値として印刷します。 |
DUMP | 16 進フォーマットと文字フォーマットの両方で、記憶域ダンプとしてレコードが印刷されます。MFJAMS は、EBCDIC データ・セットを ANSI に変換します。印刷できない文字は、ピリオドとして印刷されます。 |