REPRO は、データ・セットの内容を別のデータ・セットにコピーします。データ・セットの編成は、VSAM 編成または順次編成にすることができます。したがって、REPRO コマンドは次の処理を実行できます。
MFJAMS は、次の表に示したパラメータを使用します。他のパラメータは、すべて無視されます。
INFILE(ddname) | 入力に使用されるデータ・セットの名前を指定する (このジョブ・ステップの JCL に含まれている) DD 文の名前。 |
INDATASET(data-set-name) | 入力に使用されるデータ・セットの名前。 |
OUTFILE(ddname) | 出力に使用されるデータ・セットの名前を指定する (このジョブ・ステップの JCL に含まれている) DD 文の名前。 |
OUTDATASET(data-set-name) | 出力に使用されるデータ・セットの名前。 |
FROMKEY(key) | コピーする最初のレコードのキー (VSAM KSDS の場合のみ)。同じ主キーを持つレコード、または最も近い上位キーを持つレコード (正確に一致するものがない場合) でコピーが開始されます。代替索引は使用されません。 |
TOKEY(key) | コピーする最後のレコードのキー (VSAM KSDS の場合のみ)。同じ主キーを持つレコード、最も近い上位キーを持つレコード (正確に一致するものがない場合)、またはファイルの終わりでコピーが終了します。代替索引は使用されません。 |
SKIP(number) | コピーを開始する前にスキップするレコードの数。 |
COUNT(number) | コピーするレコードの数。 |
REPLACE | 入力データ・セット内のレコードは、同じ主キーを持つ出力データ・セット内のレコードに取って代わります (VSAM ファイルの場合のみ)。 |
NOREPLACE | 入力データ・セット内のレコードは、同じ主キーを持つ出力データ・セット内のレコードに取って代わりません (VSAM ファイルの場合のみ)。 |