プログラムを実行できるようにするには、ソース・コードをコンパイルする必要があります。
コンパイルにより、コンパイラは、実行可能コードを直接生成できるほか、オブジェクト・コードを生成することもできます。オブジェクト・コード自体は実行可能ではなく、ランタイム・システムにリンクして実行可能ファイルを作成する必要があります。
デフォルトでは、プロジェクトを保存するたびに、自動的にプロジェクトがビルドされます。これにより、リソースが変更されるたびに、増分ビルドが開始され、前回のビルド後に変更されたすべてのリソースがリビルドされます。プロジェクトをクリーンアップすることにより、手動でビルドすることもできます。
コンパイルを構成するには、次の手法を使用します。
指令は、コンパイラの動作を制御するために使用します。通常使用する必要がある指令は限られており、そのほとんどはデフォルト値を使用します。いくつかの指令は、設定することにより他の指令のデフォルト設定に影響を与えることに注意してください。例えば、1 つの指令を設定することにより別の指令が自動的に設定解除される場合や、複数の指令の設定が相互に排他的である場合があります。
コンパイラは、検出したエラーを重大度のレベルとともに記録します。エラーの重大度には、情報メッセージからコンパイラの動作を停止させる致命的なエラーまで、複数のレベルがあります。