SQL Server スイッチ・モジュールのリソース・マネージャ定義

SQL Server XA スイッチ・モジュールをエンタープライズ・サーバで定義するには、次の値を含む XA リソースを追加します。

[Module] フィールドで、esmssql.dll へのフル・パスを入力します。
[Open string] フィールドで、次のように入力します。
```
DSN=odbc_dsn[,USRPASS=userid.password][,CONNECTNAME=connectname]
   [,DTCSERVER=dtcsrvr]
```
パラメータの説明：

odbc_dsn

Windows ODBC Data Source Administrator ユーティリティ内で定義されたデータ・ソースへの接続に使用する ODBC データ・ソース名。¹

userid

データ・ソースに接続するために必要なユーザ ID。信頼関係接続を使用する場合は不要です。¹

password

ユーザ ID をデータ・ソースに接続するために必要なパスワード。信頼関係接続を使用する場合は不要です。 ¹

connectname

接続を識別するために OpenESQL によって使用される名前。これは、複数の接続がある場合にのみ指定します。²

dtcsrvr

トランザクション・オブジェクトを作成する Microsoft Distributed Transaction Coordinator (MSDTC) をホストしているマシンの名前。指定しなかった場合は、ローカル・マシンが使用されます。

¹ 別の方法として、手動で esmssql.cbl ソースにコード化することにより、DSN、ユーザ ID、およびパスワードを指定することもできます。これは、セキュリティを緩和する場合に役立ちます。これを行うには、emssql.cbl 内の CUSTOMIZE を検索して、必要な変更をどこに適用するのかを確認します。

² 次のように、この接続名への参照も、ディプロイされたコンテナ管理サービスのソースにコード化する必要があります。

EXEC SQL SET CONNECTION connectname END-EXEC

ここで、connectname は、エンタープライズ・サーバの [XA Resources] タブにある [Open string] フィールドで指定された名前です。

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