XML 構文 - SELECT 句

この SELECT 句の拡張バージョンは、ファイル名を XML ストリームに割り当てます。.

形式

構文規則

1. file-name-1 XML ストリームを含むファイル名
2. literal-1 は英数字の文字定数です。
3. literal-1 や data-name-1 は COBOL ファイル指定子でなければなりません。
4. data-name-2 は、実行時に XML データを含む英数字のデータ項目です。
5. pointer-name-1 は XML データを含むメモリバッファのアドレスです。
6. data-name-3 は pointer-name-1 で指定されたバッファの長さです。
7. EXTERNAL は、この XML ストリームが準拠するスキーマが外部であることを示します。 これは、ドキュメントのためで、入力や出力には影響しません。
8. literal-2 や data-name-4 は、レコードが準拠するスキーマの生成された名前、あるいは外部名です。 たとえば、外部スキーマには、"http://www.microfocus.com/nx40/cobol/v2.0/foo.xsd" のようなファイルに対する完全な URL になります。
9. data-name-5 は PIC S9(9) (任意の使用に対して) でデータ部で宣言され、最後の I/O 動作に対するファイル状態を保持しています。

一般規則

1. Web ベースでないアプリケーションでの Literal-1 や data-name-1 は次のような COBOL ファイル指定子です。
   • stdin, use ":CI:"
   • stout, use ":CO:"
   • file, use "x:/myxmlfile"

     ここで、x はドライブ文字で myxmlfile はファイル名です。 一般に、XML ファイルは .xml 拡張子を使用します。

   • pipe, use "<myprog, ">myprog" or "|myprog"

     ここで、myprog は、パイプを介した通信を行う stdin あるいは stdout を使用するプログラムの名前です。

2. literal-1 や data-name-1 は、クライアント側の Web ベースのアプリケーションでは、次のようになります。
   • Web サイトにある CGI プログラムで、たとえば "http://www.bookdb.com:80/cgibin/xmlprog.exe" です。
   • "http://localhost/xmlfile.xml" のような XML ファイル
3. CGI で literal-1 や data-name-1 は、サーバ側の Web アプリケーションでは ":CGI:" です。これは、環境変数 CONTENT_LENGTH を標準入力ストリーム (stdin) を読み込む場合に考慮されます。 ":CGI:" は、開かれた INPUT や OUTPUT であり、I-O ではありません。