Interface Mapping Toolkit (IMTK)

Interface Mapping Toolkit (IMTK) で使用可能な機能について説明します。このツールキットを使用して、サービス インターフェイスを作成、定義、ディプロイし、さらにエンタープライズ サーバー上で実行するディプロイ済みサービスにアクセスするクライアントを生成できます。

サービス インターフェイスは、エンタープライズ サーバーで実行するアプリケーションにアクセスするためのメカニズムです。このインターフェイスは特定フォーマットの入力フィールドおよび出力フィールドの集合で、特定プロトコルを介してアプリケーションと通信するために使用します。次のアプリケーション タイプでサービス インターフェイスの作成をサポートします。
  • COBOL バッチ
  • CICS BMS マップまたは IMS MFS マップを送信または受信する PL/I アプリケーション

IMTK を使用して生成するすべてのサービスは COBOL プログラムで、各サービスがアクセスするアプリケーションが PL/I であっても同様です。

アプリケーションのすべての機能へのアクセスを可能にするか、またはアプリケーションに含まれる特定のピースに対応するインターフェイス (1 つまたは複数) を作成できます。例えば、一般ユーザーに関係ない情報を大量に含む性質のアプリケーションでは、関係する情報のみを含むサービス インターフェイスを作成できます。

次のタイプのサービス インターフェイスを作成できます。

  • Web サービス
  • Java

サービス インターフェイスを作成する対象の COBOL アプリケーションおよび PL/I アプリケーションは、エンタープライズ サーバーで実行します。COBOL および PL/I アプリケーションは、エンタープライズ サーバーの Mainframe Subsystem Support (MSS) の有無にかかわらず実行できます。CICS アプリケーションおよび IMS アプリケーションは、MSS に構成したエンタープライズ サーバーにディプロイする必要があります。

実際に機能するサービス インターフェイスの作成プロセスには、以下の手順が含まれます。

  • サービスを実行するようにエンタープライズ サーバーを構成します。
  • プロジェクトにサービス インターフェイスを作成します。
  • サービス インターフェイスの詳細を定義します。
  • サービス インターフェイスをディプロイします。
  • エンタープライズ サーバーで実行するサービスにアクセスするクライアント (1 つまたは複数) を生成します。
上位ヘルプ： IMTK を使用したインターフェイス マッピング