実行可能な COBOL プログラムの基本的なタイプは 3種類あります。cob コマンドを使用すると、これらのタイプのプログラムを直接統合することができます。実行可能ファイルのタイプは次のとおりです。
         
         
                  - 呼び出し可能な共有オブジェクトファイル
                  
 
                  - 動的にロード可能で、システム実行形式にリンクしなくてもよい形式 (UNIX環境のみ)
                  
 
                  - 共有ライブラリファイル
                  
 
                  - システムによって実行形式ファイルにリンクすることが可能な形式 (UNIX環境のみ) それ自身単独で実行することはできない。
                  
 
                  - システムの実行可能ファイル
                  
 
                  - システムで直接実行可能な形式 (UNIX環境のみ) オペレーティング システムからロードされ、実行時にプロセスを新規作成する。
                  
 
         
          cobコマンドは、ソースファイルと以下のようなCOBOLシステムの構成物との間のインターフェイスを提供します
         
         
                - コンパイラ - COBOLソースファイルを構文検査し、オブジェクトコード (.o) を生成します。
                
 
                - システムリンカー - オブジェクトコードを、呼び出し可能な共有オブジェクト、共有ライブラリまたは実行可能ファイルにリンクします。
                
 
         
         cobコマンドはまた、C++ コンパイラ、C コンパイラ、as (アセンブラー) とのインターフェイスも提供しています。