他のコンパイラ指令が指定できるところであれば、どこにでも DB2 コンパイラ指令を指定できます (Windows 環境にのみ適用されます)。次に例を示します。
$set db2(init=prot bind collection=myschema)
cob testconn.cbl -C "anim db2(init==prot bind collection==myschema)"
コンパイラ指令にはデフォルト値があり、他に値が指定されていない場合に使用されます。これは既存の DB2 指令オプションすべてについても同様です。オプションの多くはコンパイル時に DB2 に直接渡されますが、値が指定されていない場合には、コンパイラのデフォルトが使用されます。ただし、このような場合、これらのオプションの適切性およびデフォルト値は DB2 の構成に応じて異なります。特に、DDCS 経由で DRDA サーバーに接続されているかどうかに左右されます。このため、これらのオプションのデフォルトのコンパイラ設定は "not set" です。つまり、DB2 には値が渡されず、デフォルト値 (該当する場合) は DB2 自身によって決定さ れます。これらの値については、IBM DB2 のリファレンス マニュアルを参照してください。