重要: Open PL/I アプリケーションをこの
Enterprise Developer リリースで使用するには、PL/I アプリケーションを再コンパイルしてリンクし直す必要があります。
Open PL/I アプリケーションの静的リンクまたは動的リンクを使用できます。Open PL/I のランタイム ライブラリは、静的ライブラリ (.lib) としてビルドされます。ldpli リンク ステップでは、デフォルトで、Open PL/I ランタイム ライブラリの静的バージョンが使用されます。非共有実行可能ファイルを作成してリンクするには、次を使用します。
ldpli -dll [options…]
ldpli MODULE1.o [MODULE2.O [MODULEn.o]] [options…]
また、コマンドには、次のいずれかのオプションを追加する必要があります。
- -mvs: JCL の制御の下で実行されるプログラム用
注: -mvs は非推奨となり、今後のリリースでは削除されます。代わりに
-systemmvs オプションを使用してください。
- -ims: IMS の制御の下で実行されるプログラム用
注: -ims は非推奨となり、今後のリリースでは削除されます。代わりに
-systemmims オプションを使用してください。
- -cics: CICS の制御の下で実行されるプログラム用
- -db2: DB2 の制御の下で実行されるプログラム用
注: このオプションは、非推奨の mfdb2 プリプロセッサで必要です。EXEC プリプロセッサを使用してください (
-sql db2 によって呼び出されます)。
Open PL/I プログラムをリンクするには、mfplx または ldpli を使用します。
共有可能オブジェクトを作成する場合 (この場合、ld コマンドの使用が必要となります) 以外は、Open PL/I プログラムをリンクするには、ldpli を使用してください。詳細については、「共有可能ライブラリの作成」を参照してください。
- mfplx は、1 つのステップでコンパイルとリンクを実行し、-c オプションが使用されていない場合は自動的に ldpli を呼び出します。mfplx の使用については、「mfplx 構文」を参照してください。
- ldpli は、当該の Open PL/I バージョンと一緒にインストールされたコンポーネントを参照します。また、mfpli を使用する場合の推奨リンク コマンドでもあります。