Animator を起動すると、Animator 画面が現れ、プログラムのソースコードが表示されます。このソースコード内では、手続き部の 1 番目の実行文が強調表示されており、その下にカーソルが位置しています。Animator 画面の最下部には、情報行と Animator のメインメニューが表示されます。
図 3-1 は Animator のメインメニューを示しています。
Animator のメインメニューには、プログラムの実行方法を制御する一連の機能群が表示されます。これらの機能の詳細については、この章で後述します。
文を実行する機能を使用すると、カーソルと強調表示が実行経路に従って移動します。その結果、カーソルと強調表示は常に、次に実行される文に位置することになります。ただし、次に実行される文を強調表示したまま、ソース内の任意の箇所にカーソルを移動することも可能です。強調表示されている文、すなわち次に実行される文 (または実行中の文) は「現在の文」と呼ばれます。
情報行には、デバッグしているプログラムの名前のほか、そのプログラム内で入り子になっている PERFORM 文の現在の階層 (上図では Level=01) と、選択しているアニメート速度が表示されます。これらの情報の右側に表示されるインジケーター群 (Ins、Caps、Num、Scroll) は、それぞれ Insert、Caps Lock、Num Lock、および Scroll Lock が有効になると強調表示されます。
表示されているソースコード内では、さまざまなキーを使用してカーソルを移動できます。コードの表示箇所を移動するキーもあります。
カーソルや表示箇所を移動するときに使用できるキーを次に一覧します。使用しているマシンによっては、一部のキーの名前が異なる場合があります。実際のキーの割り当てについては、『Utilities Handbook』 の付録、『UNIX Key Usage Chart』 を参照してください。
キー名 | 機能 | デフォルトのキー割り当て |
---|---|---|
cursor-left | カーソルを 1 字分、左に移動する。 | 左矢印キー |
cursor-right | カーソルを 1 字分、右に移動する。 | 右矢印キー |
cursor-up | カーソルを 1 行上の同じ位置に移動する。(Scroll Lock が有効な場合には、表示内容を 1 行下に移動する。) | 上矢印キー |
cursor-down | カーソルを 1 行下の同じ位置に移動する。(Scroll Lock が有効な場合には、表示内容を 1 行上に移動する。) | 下矢印キー |
Tab | カーソルの次のタブ位置に移動する。タブは、1~76列目の間で 4 字ごとに設定。 | Tab |
Backtab | カーソルを直前のタブ位置に移動する。 | Backtab |
Enter | カーソルを次の行の先頭に移動する。(Scroll Lock が有効な場合には、表示内容を 1 行上に移動する。) | Enter |
Home | カーソルを現在行の先頭に移動する。Home を続けて 2 回押すと、カーソルは画面の先頭行の 1 字目に移動する。続けて 3 回押すとファイルの先頭に移動する。 | Home |
End | カーソルを現在行の末尾に移動する。End を続けて 2 回押すと、カーソルは画面の最下部に移動する。続けて 3 回押すと、ファイルの末尾に移動する。 | End |
Page-Up | 現在の表示内容の 1 ページ前のプログラムテキストを表示する。 | KEY_PPAGE または Ctrl+U |
Page-Down | 現在の表示内容の 1 ページ後のプログラムテキストを表示する。 | KEY_NPAGE または Ctrl+D |
Top-of-text | プログラムの先頭に移動する。 | Ctrl+T |
Bottom-of-text | プログラムの末尾に移動する。 | Ctrl+V |
Up-10-screens | 10 ページ分 (画面の行数 x 10) 上に移動する。 | KEY_SR または Ctrl+B |
Down-10-screens | 10 ページ分 (画面の行数 x 10) 下に移動する。 | KEY_SF または Ctrl+F |
F1 ~ F10 | 該当するファンクションキー (1~10) に割り当てられた機能 | KEY_F(0 ~ 10) |
Escape | エスケープ | Esc |
Animator のメニューには、テキスト入力を必要とする項目が含まれています。そのようなメニュー項目を選択すると、前回の入力内容が常にフィールドに表示されます。この既存値は F2=clear で消去できます。F2キーを押すと、現在のカーソル位置からフィールド末尾までのテキストが消去されます。テキストを入力、または編集するときは、左矢印キーと右矢印キーのほか、Home、End、Backspace の各キーを通常どおりに使用できます。Ins キーを使用して、挿入モードと上書きモードを切り替えることもできます。
フィールドにテキストを入力した後、Enter キーを押すと入力内容が確定します。入力した内容を取り消すには Esc キーを押します。入力の確定またはキャンセル後に、上位のメニューに戻る場合もあります。
選択フィールドが表示された場合は、上下の矢印キーを使用してリスト内を移動できます。選択する項目に移動して Enter キーを押すと、その項目が選択されます。選択した項目がフィールドに入力される場合もあります。
Animator の実行中には、各種の情報がウィンドウ内に表示されます。これらのウィンドウは必要に応じて操作できます。
COBOL ソースコードの前面には、監視対象のデータ項目の内容を示すウィンドウが表示されます。データ項目の内容を画面全体に表示したり、ソースコードの表示域をデータ項目ウィンドウで覆うことも可能です。監視対象のデータ項目は、簡単なキー操作で画面から隠すことができます。隠したデータ項目は、値が変更されると自動的に再表示されます。
1 つのウィンドウで一度に表示できる COBOL 形式の文字数は 200 字までです。この長さを超えるデータ項目の値は、ウィンドウをスクロールすれば確認できます。同じデータ項目のウィンドウを複数開き、200 字を超える値を一度に確認することも可能です。監視対象のデータ項目は 16 進数形式でも表示できます。この場合、表示可能なバイト数は 128 バイトまでです。
注 : 数値は等価の編集 PICTURE 文字列として表示されます。
監視ウィンドウ内では、変更可能なデータ項目の内容が反転表示されます。これらのデータ項目の内容は、各種のキー操作を使って効率的に編集できます。キー操作の詳細については、次の『照会したデータ項目を更新するためのキー操作』 を参照してください。
データ項目の内容を編集するときに役立つキーとその組み合わせを次に示します。使用しているマシンによっては、一部のキーの名前が異なる場合があります。実際のキーの割り当てについては、『Utilities Handbook』 の付録、『UNIX Key Usage Chart』 を参照してください。
キー名 | 機能 | デフォルトのキー割り当て |
---|---|---|
Home | カーソルをウィンドウの先頭位置に移動する。 | Home |
Top-of-Text | データ項目の値の先頭にカーソルを移動する。データ項目の値の先頭部分以外を表示している場合は、ウィンドウの表示内容が移動する。 | Ctrl+T |
End | カーソルをウィンドウ末尾に移動する。 | End |
Bottom-of-Text | データ項目の値の末尾にカーソルを移動する。データ項目の値の末尾部分以外を表示している場合は、ウィンドウの表示内容が移動する。 | Ctrl+V |
cursor-up | カーソルを 1 行上の同じ位置に移動する。カーソルがウィンドウの 1 行目に位置している場合は、1 ページ前のデータ項目の内容が表示される。 | 上矢印キー |
cursor-down | カーソルを 1 行下の同じ位置に移動する。カーソルがウィンドウ末尾の行に位置している場合は、1 ページ後のデータ項目の内容が表示される。 | 下矢印キー |
cursor-left | カーソルを 1 字分、左に移動する。カーソルがウィンドウの左端に位置している場合は、表示内容が 1 字分、右に移動する。 | 左矢印キー |
cursor-right | カーソルを 1 字分、右に移動する。カーソルがウィンドウの右端に位置している場合は、表示内容が 1 字分、左に移動する。 | 右矢印キー |
F2 | データ項目の内容を消去する。 | KEY_F2 |
Ins | 挿入モードと上書きモードを切り替える。挿入モードに切り替えると、情報行の Ins が強調表示され、カーソルの形状が変化する。 |
Ins |
Del | 現在のカーソル位置の文字を削除する。挿入モードでは、カーソル以降のすべての文字が 1 字分、左に移動する。 | Del |
Backspace | カーソルの直前に位置する文字を削除する。挿入モードでは、カーソル以降のすべての文字が 1 字分、左に移動する。 | Backspace |
Animator 画面から 2 種類のタイプのオンラインヘルプにアクセスできます。