CICS および WebSphere MQ

WebSphere MQ を使用してトリガーなしで CICS を設定するには、XA リソース スイッチ モジュールのみを定義する必要があります。

トリガーを有効にするには、Micro Focus では 2 つの方法を使用できます。1 つは以前から使用されている設定方法で、システム初期化テーブル (SIT) で WebSphere MQ フィールドを更新します。トリガーのために SIT の WebSphere MQ フィールドを更新する場合は、XA リソース スイッチ モジュールを定義する必要はありません。これらは両方を定義しないでください。両方とも定義すると WebSphere MQ への接続が 2 つできてしまい問題発生の原因になります。

注:SIT を使用したトリガーの定義は推奨されません。ただし、システムは引き続きこれらのフィールドを認識し、システムの起動時に WebSphere MQ リスナーを自動で生成します。

もう 1 つはより新しい方法で、トリガーを有効にするために特別なリスナーを使用します。この方法を使用するには、XA リソース スイッチ モジュールと WebSphere MQ リスナーの両方を定義する必要があります。

トリガーを有効にするにはより新しい方法の使用をお奨めします。特に、後日トリガーを使用する予定の場合は、XA リソースに加えて WebSphere MQ リスナーの定義のみが必要になり、旧来の方法のように SIT の WebSphere MQ フィールド更新時に XA リソース スイッチ モジュールを削除することを覚えておく必要がなくなります。