COBOL プロジェクトを作成するには
[] をクリックして、プロジェクトのタイプを選択します。ウィザードの指示に従って、プロジェクト名と場所を指定します。
- COBOL Remote または Remote Mainframe プロジェクトを作成する場合
-
注:Remote COBOL JVM プロジェクトは、初期リリースの機能です。
- プロジェクト名を入力します。
- リモート ファイル システム (RSE) とネットワーク ファイル システム (Samba または NFS) のどちらを使用してリモート マシンをブラウズするのかを選択します。
制限事項: Remote Mainframe プロジェクトの場合は、Samba または NFS のみ使用可能です。
- Remote System Explorer (RSE) は、各種リモート システムに接続して操作することを可能にする Eclipse IDE Workbench のパースペクティブおよびツールキットです。
- ネットワーク ファイル システム (Network File System; NFS) プロトコルを使用すると、クライアント マシンは、クライアント マシン上の局所記憶域にアクセスする場合と同様の方法で、ネットワーク接続を通じてファイルにアクセスできます。 これを選択する場合は、ローカル マシンのマップされたドライブ上のプロジェクト パスとリモート マシン上のパスの両方を指定する必要があります。
- COBOL JVM リモート プロジェクトを作成する場合は、[Compilation target] として [JVM Byte Code] を選択します。
- [Next] をクリックします。[Remote Settings] の下で、リモート マシンと、新規プロジェクトの場所を選択します。[Browse] ダイアログ ボックスを使用すると、新規プロジェクト用の新しいフォルダーを作成できます。
NFS や Samba などのネットワーク ファイル システムを使用する接続を作成する場合は、プロジェクトを作成する場所のパス名も [Location] ボックスに入力する必要があります。[Remote Location] 値は、[Location] で指定したパスの UNIX/Linux 表記でなければなりません。例えば、X:NFS-mounted-drive location\project name という [Location] は、/home/users/my-folder という [Remote Location] によって表現される必要があります。
接続設定を後で変更するには、Remote Systems Explorer パースペクティブを開き、接続を右クリックして [Properties > Connector Services] を選択します。
重要: ファイル システムが RSE であるリモート プロジェクトの接続を使用する場合は、Remote System Explorer パースペクティブを使用して接続を作成する際に、SSH をファイル システム プロバイダとして選択してください。これを行うには、ウィザードの [Files] ステップにある [
Configuration] ボックスで [
ssh.files] を選択します。別のファイル システム プロバイダを選択すると、パフォーマンスと安定性の問題が発生します。リモート マシンでは、SSH がインストールされて有効になっている必要があります。
RSE は、Eclipse Foundation によって提供されている機能です。RSE に関する詳細なドキュメント (アーキテクチャ、API、チュートリアル、リファレンスを含む) は、Eclipse の Web サイトで入手できます。
- Micro Focus Mainframe または Remote Mainframe プロジェクトを作成する場合
- Micro Focus Mainframe プロジェクトには、JCL プログラム (拡張子は .jcl)、BMS マップセット ファイル (.bms)、マクロ (.mac)、および IMS リソース (.dbd、.mfs、.psb ファイル) 用の追加のフォルダーが含まれています。これらの拡張子が付いているファイルは、プロジェクトへの追加時に自動的に必須フォルダーに置かれます。
プロジェクトをビルドすると、次のことが行われます。
- .bms ファイルは .MOD ファイルにコンパイルされ、その特定のビルド構成用に bin フォルダーに追加されます。
- IMS リソース ファイル (.dbd、.psb、または .mfs ファイル) が存在する場合は、IMSCONFG.DAT が作成されて、プロジェクトに追加されます。
- .dbd ファイルが存在する場合は、dbd filename.ACB、DBDGEN2.DAT、DBDGEN2F.DAT、および dbd filename.LST が作成されて、プロジェクトに追加されます。
- .psb ファイルが存在する場合は、PSBGEN3.DAT および psb filename.LST が作成されて、プロジェクトに追加されます。
- .mfs ファイルが存在する場合は、mfs filename.LST が作成されて、プロジェクトに追加されます。
既存の Eclipse プロジェクトをインポートするには
次の手順に従って、Eclipse プロジェクトをワークスペースにインポートします。
- ネットワーク ファイル システムを使用してローカル COBOL プロジェクトまたはリモート プロジェクトをインポートする場合
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- [File > Import > General] をクリックします。
- [Existing Projects into Workspace] をクリックして、プロジェクトをワークスペースにコピーするか、あるいは既存の場所でプロジェクトを参照するかを選択します。
- リモート ファイル システム (RSE) を使用してリモート プロジェクトをインポートする場合
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制限事項:RSE を使用してリモート メインフレーム プロジェクトをインポートすることはできません。
- [File > Import > Micro Focus COBOL > Remote COBOL Projects] をクリックします。