Enterprise Developer および Visual COBOL にはさまざまな分析クエリ (ルール) が用意されており、これらを個別の COBOL プログラムまたはプロジェクト全体に対して実行して、生産性の向上に役立つ統計を得ることができます。
コード分析クエリはルールと呼ばれ、複数のルールをまとめたものはルール セットと呼ばれます。IDE では、個別の COBOL プログラムまたはプロジェクト全体に対してルールまたはルール セット全体を実行してコード分析を実施できます。また、プロジェクトをビルドするたびにコード分析を実行することも可能です。
IDE を使用しない場合は、プロジェクトのビルド時に、コマンド ラインで MSBuild を使用する (Visual Studio の場合)、または Ant ターゲットを使用して (Eclipse の場合)、コード分析を実行できます。これにより、継続的インテグレーション (CI) プロセスにコード分析を組み込むことができます。
Enterprise Developer および Visual COBOL には、最もよく使われる分析クエリの一部を含むルールおよびルール セット一式が用意されています。それらの分析クエリは、概して以下のカテゴリに分類されます。
インストール時に提供されるルールだけでなく、さらに多くのルールおよびルール セットを Enterprise Developer および Visual COBOL にインポートできます。Micro Focus Enterprise Analyzer には、Enterprise Developer および Visual COBOL で再利用できる多くの標準ルールが用意されています。また、それらのルールを開発プロジェクトの特性に応じて独自にカスタマイズし、開発チームのメンバーに配布することも可能です。詳細については、Micro Focus までお問い合わせください。