MF_JCL_AUDIT

カタログ エントリが削除されたときに、監査ログが監査情報を記録するように指定します。

構文:

MF_JCL_AUDIT=DELT|DELJ|DELT,DELJ

パラメーター:

DELT ESMAC/ CAS ユーティリティがカタログ エントリを削除するたびに監査情報をログに記録します。
DELJ JCL ジョブ ステップがカタログ エントリを削除するたびに監査情報をログに記録します。
DELT,DELJ ESMAC/ CAS ユーティリティか JCL ジョブ ステップのいずれかがカタログ エントリを削除するたびに監査情報をログに記録します。

プロパティ:

デフォルト: なし

コメント:

ログに記録される情報は次のとおりです。
  • カタログ エントリを削除したユーザー
  • ユーザーが属するグループ
  • カタログ エントリが ESMAC ユーザーまたは JCL ジョブ ステップのいずれによって削除されたか
  • 削除されたカタログ エントリの名前
  • 標準の削除操作または JCL 削除操作のいずれが実行されたか

例:

以下はサンプルの監査ログ エントリです。
2000/01/01 00:00:00.000 4232 MF 0 1 "SYSAD   SYSADM   000000ESMAC   POSYSAD   MVSCATIODLET"
詳細は次のとおりです。
SYSAD ユーザー ID
SYSADM ユーザーが属するグループ
000000ESMAC ESMAC ユーザーにより削除されたエントリ
POSYSAD 削除されたカタログ エントリの名前
MVSCATIODLET 標準の削除操作 (DLET) を使用