コード カバレッジ付きのアプリケーションの実行

注: この機能はネイティブ COBOL でのみサポートされます。

ソリューション内の 1 つ以上のプロジェクトに対してコード カバレッジを有効にしている場合、コード カバレッジ データを生成するためにコード カバレッジ付きのアプリケーションを実行する必要があります。

エンタープライズ サーバーを実行する必要があるかどうかに応じて、コード カバレッジ付きのアプリケーションの実行方法に違いが出ます。

アプリケーションにエンタープライズ サーバーが必要ない場合にコード カバレッジ モードで実行するには、以下の手順に従ってください。

  1. [デバッグ] > [Start With Micro Focus Code Coverage] をクリックします。

    最新の変更でアプリケーションをコンパイルしていない場合、IDE はまずプロジェクトをリビルドします。その後、IDE はデバッグ モードでアプリケーションを起動します。

    注: ソリューションに [Enable code coverage] がプロパティでチェックされたプロジェクトがない場合、IDE はチェックを促す警告を表示します。ソリューション内のプロジェクトに対して [Enable code coverage] をチェックせずにアプリケーションの実行を継続した場合、コード カバレッジ レポートは作成されません。
  2. アプリケーションを通常の方法で 1 ステップずつ実行します。

    アプリケーションの実行またはデバッグを終了したら、デバッガーを停止します。これによって、コード カバレッジが、[ツール] > [オプション] > [Micro Focus] > [Code Coverage] > [Results Options] で指定されたフォルダーに .htm フォーマットで Results.tcz と 1 つ以上のレポート ファイルを作成します。

アプリケーションにエンタープライズ サーバーが必要である場合にコード カバレッジ モードで実行するには、以下の手順に従ってください。

  1. IDE では、コード カバレッジがプロジェクトのプロパティで有効になっていることを確認します。
  2. ソリューションをビルドします。
  3. サーバー エクスプローラーでサーバーを右クリックし、[Start with Code Coverage] をクリックします。
  4. アプリケーションを通常の方法で実行します。
  5. サーバー エクスプローラーでサーバーを右クリックし、[Stop and generate code coverage results] をクリックします。

    これによって、サーバーが停止し、コード カバレッジ レポートが作成されます。

アプリケーションにエンタープライズ サーバーが必要ない場合にコード カバレッジ モードで実行するには、以下の手順に従ってください。

  1. COBOL Explorer で、プロジェクトを右クリックし、[Run] > [Run Configurations] をクリックします。
  2. 新しい [COBOL Application] 構成を作成するか、既存のものを選択します。
  3. ダイアログ ボックスの右側にある [Dynamic Analysis] タブをクリックします。
  4. [Enable code coverage] をチェックします。
  5. テスト カバレッジ付きのアプリケーションの実行の過去の結果を保存したい場合、オプションで [Accumulate data from successive runs] をチェックします。
  6. 必要に応じて、ログ ファイルを含むプロジェクト内のディレクトリとデフォルト以外の結果ファイルの名前を指定します (CoverageCoverageResults)。
  7. [Apply] をクリックし、[Run] をクリックして、アプリケーションを実行してコード カバレッジ レポートを作成します。

アプリケーションにエンタープライズ サーバーが必要である場合にコード カバレッジ モードで実行するには、以下の手順に従ってください。

  1. IDE では、コード カバレッジがプロジェクトのプロパティで有効になっていることを確認します。
  2. エンタープライズ サーバーがコード カバレッジ モードで動作するように設定されていることを確認します。

    コード カバレッジの有効化」を参照してください。

  3. サーバー エクスプローラーからサーバーを停止します。

    生成されたカバレッジ ファイルのディレクトリの指定を求められる場合があります。[OK] をクリックして、その設定を確認します。

  4. アプリケーションを通常の方法で実行します。
  5. サーバー エクスプローラーでサーバーを停止します。

    IDE のサーバーを停止して、コード カバレッジ レポート ファイルを作成する必要があります。

コード カバレッジ レポートの表示

IDE オプションで指定されている場合、コード カバレッジ インデックス レポート ファイル TCIndex.htm が自動的にエディターで開かれます。

コード カバレッジ インデックス レポート ファイル TCIndex.htm が自動的にエディターで開かなかった場合、COBOL ツールバーの Show Latest Code Coverage Report [Show Micro Focus Code Coverage Report] をクリックして開きます。

IDE 設定でコード カバレッジ レポート オプションがチェックされていない場合、コード カバレッジ付きで実行すると、起動構成で指定されたディレクトリ内のバイナリ結果ファイル filename.tcz のみ作成されます。この場合、.html フォーマットでコード カバレッジ レポートファイルを作成するには、プロジェクトで filename.tcz ファイルを右クリックし、[Generate Coverage Report] をクリックします。

[Generate reports upon run completion] がコード カバレッジの IDE 設定でチェックされている場合、アプリケーションの実行が終了したときに IDE は、レポート作成のオプションを指定する [Code Coverage Report Generation Options] ダイアログ ボックスを表示します。