コンパイラにデータ項目に関する情報を出力させる。
>>-.---.-.----.---------DATAMAP----------->< +-/-+ +-NO-+
なし
省略値: | NODATAMAP |
段階: | 構文チェック |
$SET: | 初期 |
なし
本指令は、コンパイラの確認段階でデータ項目(ユーザー指定のデータ項目およびRETURN-CODE特殊レジスタ用のデータ領域のコンパイラが自動 的に生成するデータ項目)に関する情報を出力させる。
情報は、リストファイルの最後に出力される。データ項目に関する情報は、コンパイラによってユーザー独自のプログラムの順番で出力される。先頭行 は、データ項目が属しているプログラムのPROGRAM-IDである。
PROGRAM-IDにより、入れ子になっているプログラムまたはOOクラスプログラム(クラス、オブジェクトメソッドなど)に関連するデータ項目 を判別できる。
データ項目ごとに次の情報がリスト表示される:
ss xxxx cccccccccc R E G
上記の変数の意味は以下のとおりである:
ss |
データ項目の位置 |
|
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IO |
入出力節 |
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FD |
ファイル記述 |
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WS |
作業場所節 |
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TL |
スレッド局所節 |
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OS |
オブジェクト記憶節 |
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LC |
局所記憶節 |
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LS |
連絡節 |
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CS |
通信節 |
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RD |
報告書節 |
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SS |
画面節 |
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PG |
特殊レジスタのようなコンパイラチェック段階で作成された変数 |
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PD |
search文で使用されるような手続き部で生成された一時変数 |
xxxxx |
G |
集団項目 |
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GO |
集団 OCCURS 項目 |
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GSO |
集団サブ OCCURS 項目 |
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E |
基本項目 |
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EO |
基本 OCCURS 項目 |
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ESO |
基本サブ OCCURS 項目 |
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ESOO |
基本サブ OCCURS の OCCURS 項目 |
cccccccccc |
データ型の説明。例えば、Display、Comp、Comp-3、Numeric E(数字編集)、AlphNum J(英数字 JUSTIFIED)など。 |
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R |
データ項目が他のデータ項目の再定義である。 |
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E |
データ項目が外部データ項目である。 |
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G |
データ項目がグローバルデータ項目である。 |