マルチスレッドプログラムの再入を制御する。プログラムをマルチスレッドアプリケーションに再入できるようにするには、本指令を指定してコンパイルする必要がある。REENTRANT指令が指定されると、多くのプログラム領域が動的に割り当てられ同じプログラムを複数、同時に実行することができる。
>>-.---.-.-----REENTRANT---"n"--.------->< +-/-+ +-NO--REENTRANT--------+
n | いずれか1つ
|
省略値: | NOREENTRANT |
段階: | 構文チェック |
$SET: | 初期 |
再入可能にしたいプログラムがある場合は、なるべく REENTRANT"1"を使用する。既存のプログラムを再入可能プログラムに変換する場合の初期段階に限り、REENTRANT"2"を使用する。
PROGRAM-ID. … IS INITIAL 文を使用している場合、REENTRANT"1" を使用できない。さらに、プログラムが入れ子になったプログラムを含んでいない場合に限り、REENTRANT"2" を使用できる。