メインフレームの同じ名前のコンパイラオプションとの互換性を図る。この指令を指定すると、COBOL 370、VS COBOL II バージョン 3および VS COBOL II バージョン 4 のコンパイラの動作が、VS COBOL II バージョン 2 のコンパイラの動作となる。
>>-.---.-.----.--CMPR2--------------------->< +-/-+ +-NO-+
なし
省略値: | NOCMPR2 |
段階: | 構文チェック |
$SET: | 初期 |
VSC2"3"、VSC2"4"または COBOL370 にフラグを立てる。
必要なフラグ設定レベルが選択されないと、矛盾する指令メッセージが出力される (FLAGCD を指定した場合のみ)。
この指令を設定した場合、VSC2"2" を設定した場合とは異なる動作をする。この指令は、メインフレームの動作を厳密にエミュレートするが、実行時に異なる動作を引き起こす原因にもなる。指定されたコンパイラを使用して、メインフレーム上で CMPR2 指令を設定する場合は、VSC2"2" のかわりに、この指令を使用する。
FLAGMIG 指令は、実行時に異なる動作を引き起こす項目にフラグを立てる。