USAGE(用途)句は、計算機記憶内のデータ項目の表現形式を指定する。
BINARY、PACKED-DECIMAL、
COMPUTATIONAL-3、
COMPUTATIONAL-4、
およびCOMPUTATIONAL-5
のいずれかを記述している場合、数字項目を定義するPICTURE文字列で記述しなければならない。 (たとえば、PICTURE文字列が記号 "P", "S", "V", "9" だけを含んでいること。)詳細は、前述のPICTURE(形式)句PICTURE(形式)句節を参照。
A宣言にUSAGE句を持たない基本データ項目が、宣言にUSAGE句を持つ集団項目に従属する場合、そのUSAGE句は、英字、英数字、英数字編集、数字編集のデータ項目を定義したPICTURE文字列で記述されたリストの形式で記述してもよい。
または COMPUTATIONAL-X
を記述している場合、数字項目を定義するPICTURE文字列で記述しなければならない。
または、サイズが1から8バイトの数字項目を定義するPICTURE文字列で記述しなければならない。サイズが 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8 バイトの数字項目の場合、これはそれぞれ2, 4, 7, 9, 12, 14, 16, 18 の小数点位置である整数項目を記述したことと同じである。
COMPUTATIONAL-X を指定し、PICTURE文字列が数字項目 定義している場合、その項目には符号を付けてはならない。
SYNCHRONIZED句は、用途がINDEXのデータ項目に指定してもよい。
COMP-1はCOMPUTATIONAL-1の省略形である。
COMP-2 はCOMPUTATIONAL-2の省略形である。
COMP-3は、COMPUTATIONAL-3の省略形である。
COMP-4は、COMPUTATIONAL-4の省略形である。
COMP-5 はCOMPUTATIONAL-5の省略形である。
COMP-X はCOMPUTATIONAL-Xの省略形である。
ENTRY(導入)文のUSING句、
組み込み関数の引数
INVOKE文のUSING指定、行内メソッド呼び出しの引数、
INITIALIZE文、
またはUSINGCALL(呼ぶ)文のGIVING句のみである。
または手続きポインター
項目を明示的に参照できるのは、SET(設定)文、比較条件、CALL(呼ぶ)文のUSING句、手続き部の見出しのUSING(使用)句、ENTRY(導入)文のUSING句、
INVOKE文、行内メソッド呼び出しの引数リスト、関数の引数リスト
のみである。
USAGE IS OBJECT、
USAGE IS POINTER、
またはUSAGE IS PROCEDURE-POINTER
USAGE IS EVENT-POINTER、USAGE IS MONITOR-POINTER、USAGE IS MUTEX-POINTER、USAGE IS PROCEDURE-POINTER、USAGE IS SEMAPHORE-POINTER、またはUSAGE IS THREAD-POINTER
句のいずれかで定義された基本データ項目は、条件変数であってはならない。
USAGE OBJECT REFERENCEをファイル節に記述してもよい。
注:オブジェクト参照がまだ、アクティブなオブジェクトを参照しているかどうかは、アプリケーションのロジックにより決まる。
この制限は強制しない。
この制限は強制しない。
ただし、PICTURE句があり、データ項目の定義が文字である場合を除く。
USAGE IS PACKED-DECIMAL句は、USAGE IS COMPUTATIONAL-3と同義語である。
ポインター データ項目、
手続きポインター データ項目
が含まれていてもよい。この場合、指標データ項目、
ポインター データ項目、
手続きポインター データ項目
の変換は行われない。
注:モニターは通常、複数のスレッドが読み込みまたは書き込みを行う可能性のあるデータ構造を保護するために使用される。
用途 | 同等のPICTURE文字列 |
BINARY-CHAR | [S]9(2) |
BINARY-SHORT | [S]9(4) |
BINARY-LONG | [S]9(9) |
BINARY-DOUBLE | [S] 9(18) |
注:
サンプル プログラムを見るには、.NETとともにNet Expressを起動させ、Core.Netソリューションを開くこと。それらは、.NET\Examples\LRM Samples\Core.NETフォルダー内のNet Expressの中にある。