TRANSFORM(変形)文は、変形規則に従って文字を変更する。
一般形式
構文規則
- 一意名-3は、基本項目でも集団項目でもよい。ただし、用途がDISPLAY以外の数字基本項目を除く。<
- 一意名-1と一意名-2は、英字または英数字の基本項目にする。
- 文字定数-2または一意名-2の長さは、1文字であるか、または文字定数-1または一意名-1と同じにする。
一般規則
- 表意定数-1または表意定数-2を使用することは、同じ値の1文字の文字定数を使用することと等しい。
- 一意名-1または一意名-2が、一意名-3と同じ記憶領域を指していると、TRANSFORM処理の結果はどうなるかわからない。(データ部 - ファイルおよびデータ記述の章のREDEFINES(再定義)句REDEFINES(再定義)句節を参照。)
- 文字定数-1または一意名-1の中で文字が繰り返されると、TRANSFORM処理の結果はどうなるかわからない。
- TRANSFORM文が実行されると、一意名-3の内容が調べられて、一意名-1または文字定数-1に指定した文字が探される。該当する文字が見つかると、一意名-2または文字定数-2の中の対応する文字(または1文字からなる項目の場合はその文字)によって、一意名-3のその部分が置き換えられる。一意名-1または文字定数-1と、一意名-2または文字定数-2との対応関係は、データ項目内の文字位置によって付けられる(左から始まる)。