キーワード | 説明 |
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File(name) | ファイルの名前を指定します。必須。name は、最大 8 文字の長さにすることができます。使用可能な文字は、A~Z、0~9、$、@、および # です。 |
Group(groupname) | ファイルが属するグループの名前を指定します。必須。groupname は、最大 8 文字の長さにすることができます。使用可能な文字は、A~Z、0~9、$、@、および # です。Mainframe Transaction Option では DFH という接頭辞をシステム グループに使用するため、DFH で始まるグループ名は指定しないでください。 |
Description(text) | ファイルについて説明します。オプション。text は、最大 60 文字の長さにすることができます。制限はありませんが、左括弧を使用する場合は、それに対応する右括弧があることを確認する必要があります。 |
VSAM | |
DSName(name) | 物理ファイルの名前を指定します。これは、最大 44 文字のメインフレーム形式のデータ セット名です。 |
リモート | |
REMOTESystem(name) | リモート ファイルの場合にのみ適用できます。ファイルを保持するリモート システムの ID を指定します。これは、次のいずれかに一致する必要があります。
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REMOTEName(name) | リモート ファイルの場合にのみ適用できます。リモート ファイルの名前を指定します。この名前がローカル ファイルの名前と異なる場合にのみ必要です。 |
RECORDSize(number) | リモート ファイルの場合にのみ適用できます。リモート ファイル内のレコードの最大長をバイト単位 (1~32767 の範囲内) で指定します。 |
Keylength(number) | リモート ファイルの場合にのみ適用できます。リモート ファイルのキーの長さをバイト単位 (1~32767 の範囲内) で指定します。 |
初期ステータス | |
STAtus(Enabled|Disabled|Unenabled) | ローカル リージョンによって所有されているファイルの場合にのみ有効です。リージョンの起動時にトランザクションがこのファイルにアクセスできるかどうかを指定します。
Enabled:リージョン起動時にアクセス可能 Disabled:リージョン起動時にアクセス不可 Unenabled:SET FILE OPEN コマンドによってのみ開くことができます。Altindex タイプのファイルの場合は、Unenabled を指定することはできません。 |
Opentime(Firstref|Startup) | いつファイルを開くかを指定します。
Firstref:実行中のプログラムでファイルが初めて参照されるとき Startup:リージョンの起動時 このキーワードは、ファイルがアクセス可能かどうかではなく、いつファイルを開くかのみ制御することに注意してください。アクセス可能性は、STAtus キーワードによって制御されます。 |
操作 | |
Add(No|Yes) | ユーザーがレコードをファイルに追加できるかどうかを指定します。 |
Browse(No|Yes) | ユーザーがファイルを参照できるかどうかを指定します。 |
DELete(No|Yes) | ユーザーがレコードをファイルから削除できるかどうかを指定します。 |
REAd(Yes|No | ユーザーがファイル内のレコードを読み取れるかどうかを指定します。 |
Update(No|Yes) | ユーザーがファイル内のレコードを更新できるかどうかを指定します。 |
回復パラメーター | |
RECOVery(None|Backoutonly|All) | このファイルに対する回復オプションを指定します。
None:ファイルを回復することはできません。 Backoutonly:ファイルは保護されたリソースであり、変更はバックアウトすることができます。また、バックワード回復には Fileshare が必要であるため、このファイルは Fileshare サーバーに保存されるファイルとして定義する必要があります。 All:ファイルは保護されたリソースであり、フォワード回復とバックワード回復の両方の機能を備えています。フォワード回復の場合は、ジャーナルを使用して変更をファイルに記録します。また、フォワード回復とバックワード回復には Fileshare が必要であるため、このファイルは Fileshare サーバーに保存されるファイルとして定義する必要があります。 |
セキュリティ | |
RESsecnum(keys) | 1 つ以上のインジケーターを指定します。各インジケーターは、このファイルに対する 24 のリソース キーのいずれかに対応します。ユーザーは、サインオン テーブル エントリで定義されたマッチング キーを通じてのみ、特定のリソースにアクセスできます。キーをオンに切り替えるには、そのキーの番号をここで指定します。デフォルトでは、すべてのキーがオフになっています。キーは、個別番号とハイフンで区切られた範囲のカンマ区切りリストとしてコード化します。例えば、キー 1~5 と 10 をオンにするには、RESSECNUM(1-5,10) をコード化します。 |
Micro Focus 拡張 | |
_MAxreclen(number) | ファイルの最大論理レコード長をバイト単位 (1~32767 の範囲) で指定します。この値は、_Minreclen の値以上でなければなりません。_FILEType が KSDS、RRDS、または ESDS のいずれかである場合、またはファイルがリモートの場合 (Remotesystem(name) で値を指定した場合) は、値を指定します。 |
_MInreclen(number) | ファイルの最小論理レコード長をバイト単位 (1~32767 の範囲) で指定します。この値は、_Maxreclen の値以下でなければなりません。_FILEType が KSDS、RRDS、または ESDS のいずれかである場合は、値を指定します。 |
_KEYPosition(number) | レコード キーが始まる位置のバイトの番号を 1~32767 の範囲内で指定します。バイトは 1 から番号付けられます。_FILEType が KSDS または Altindex のいずれかである場合は、値を指定します。 |
_KEYLength(number) | レコード キーの長さをバイト単位 (1~32767 の範囲) で指定します。次の式の値は、最小レコード長を超えない必要があります。
キーの位置 + キーの長さ - 1 |
_FILEType(type) | このファイルのタイプを指定します。
KSDS:キー順データ セット ESDS:入力順データ セット RRDS:相対レコード データ セット Altindex:KSDS ファイルの代替索引 ファイルがリモートとして定義されている場合 (Remotesystem(name) で値を指定した場合) は省略できます。 |
_Basefile(fileid) | Altindex タイプのファイルの場合は、これが代替索引となるベース データ ファイルを指定します。fileid は、KSDS タイプの別のファイル定義のファイル名に対応している必要があります。 |
_Startempty(No|Yes) | リージョンの起動時にファイルの現在の内容を削除するかどうかを指定します。
No:ファイルの内容は削除されません。 Yes:ファイルの内容は削除されます。 |
_Dupkey(No|Yes) | 代替索引の場合、重複キーを許可するかどうかを指定します。 |
_Path(string) | デフォルトのパスをオーバーライドする場合は、物理ファイルのパスを指定します。ファイル名やファイル拡張子は含めないでください。ファイルが Fileshare サーバー上に保持されている場合は必須です。この場合は、_FILEShareid も指定されている必要があります。 |
_FILEShareid(name) | ファイルが存在する Fileshare サーバーを指定します。name は、最大 16 文字の長さにすることができます。 |
_FILEFormat(Microfocus|IDXFMT4|IDXFMT8|IDXFMT9) | Mainframe Transaction Option によって作成されるファイルのフォーマットを指定します。デフォルトの IDXFMT8 を使用することをお奨めします。 |
_FILEName(name) | デフォルトのファイル名をオーバーライドする場合は、物理 PC ファイルの名前を指定します。デフォルトのファイル名は、File(name) によって付けられた名前です。ファイル拡張子は含めないでください。 |
_FILEExt(value) | デフォルトのファイル拡張子をオーバーライドする場合は、物理ファイルのファイル拡張子を指定します。デフォルトのファイル拡張子は .dat です。 |
_Collseq(Ebcdic|Ascii) | ファイルで使用される照合順序を指定します。 |
DEFINE FILE(SAMPLEA) GROUP(SAMPGRP) DESCRIPTION(Sample KSDS FCT entry) STATUS(ENABLED) OPENTIME(STARTUP) RECORDFORMAT(F) ADD(YES) BROWSE(YES) DELETE(YES) READ(YES) UPDATE(YES) RECOVERY(BACKOUTONLY) _FILETYPE(KSDS) _MAXRECLEN(200) _MINRECLEN(200) _KEYPOSITION(1) _KEYLENGTH(6) _STARTEMPTY(YES) _DUPKEY(NO) _FILEEXT(DAT) _FILEFORMAT(MICROFOCUS) DEFINE FILE(SAMPLEA1) GROUP(SAMPGRP) DESCRIPTION(Index for SAMPLEA) STATUS(ENABLED) OPENTIME(FIRSTREF) RECORDFORMAT(F) ADD(YES) BROWSE(YES) DELETE(YES) READ(YES) UPDATE(YES) RECOVERY(BACKOUTONLY) _FILETYPE(ALTINDEX) _BASEFILE(SAMPLEA) _KEYPOSITION(8) _KEYLENGTH(4) _STARTEMPTY(NO) _DUPKEY(NO) _FILEEXT(DAT) _FILEFORMAT(MICROFOCUS) DEFINE FILE(SAMPLEB) GROUP(SAMPGRP) DESCRIPTION(Sample RRDS entry) STATUS(ENABLED) OPENTIME(FIRSTREF) RECORDFORMAT(F) ADD(YES) BROWSE(YES) DELETE(YES) READ(YES) UPDATE(YES) RECOVERY(BACKOUTONLY) _FILETYPE(RRDS) _MAXRECLEN(500) _MINRECLEN(500) _STARTEMPTY(NO) _DUPKEY(NO) _PATH(x:\cics\fshr) _FILESHAREID(FSHRCIC2) _FILEEXT(DAT) _FILEFORMAT(MICROFOCUS) RESSECNUM(01-08,17-22,24) DEFINE FILE(SAMPLEC) GROUP(SAMPGRP) DESCRIPTION(Example of an ESDS) STATUS(ENABLED) OPENTIME(FIRSTREF) RECORDFORMAT(F) ADD(YES) BROWSE(YES) DELETE(NO) READ(YES) UPDATE(NO) RECOVERY(BACKOUTONLY) _FILETYPE(ESDS) _MAXRECLEN(1000) _MINRECLEN(120) _STARTEMPTY(NO) _DUPKEY(NO) _FILEEXT(DAT) _FILEFORMAT(MICROFOCUS) _FILENAME(TESTC) _USECATALOG(NO)