エラー発生時の coreファイルの生成を制御します。
>>-----set core_on_error=---.-0-.----------->< +-1-+ +-2-+ +-3-+
0 | シグナル、またはランタイム システム エラーに対し、ランタイム システムでコアファイルは作成されません。 これは、ランタイム システムのデフォルトの動作です。 |
1 | システムシグナルを受信した場合は、ランタイム システムでコアファイルが作成されます。シグナルには、たとえば、SIGBUS や SIGSEGV (これらは通常の場合、ランタイム システム エラー 114 を生成する) などがあります。 コアファイルが作成された後、プロセスは直ちに終了します。 |
2 | ランタイムエラーを検出した場合は、ランタイム システムでコアファイルが作成されます。 コアファイルが作成された後、プロセスは直ちに終了します。 |
3 | ランタイムエラーを検出した場合は、ランタイム システムでスナップショットコアファイルが作成されます。 コアファイルが作成された後、プロセスは処理を続行し、 例えばRTSエラー メッセージを表示します。 |
省略値: | 0 |
正しい dictionary (.idy) ファイルがあれば、 エラーの原因を突き止めるためにアニメータを使用することができます。 core_on_error=1 または core_on_error=2 を使用してコアファイルが生成されると、 ランタイム システムは自分自身で COBOLファイル バッファーをクリーンアップして資源開放を行うことができなくなります。 このため、コアファイルを生成しない場合には発生しないようなデータファイル破壊を生じる可能性があります。
注: HP/UXでは core_on_error=3 は、 11.31 以降で gcoreユーティリティの利用可能な環境でのみサポートされています。
注: Linuxでは core_on_error=3 は、 gdbの利用可能な環境でのみサポートされています。
注: AIX では core_on_error=3 は、 "full core" カーネルパラメーターが設定されているときにのみ利用できます。 "full core" サポートを有効化するには、rootユーザーで以下のコマンドを実行してください: chdev -l sys0 -a fullcore='true'.