Drag & Drop アプリケーションは、オプション環境変数が指定されているかどうかをチェックします。これらの変数を使用して、特定の構成情報を指定できます。
構成可能な環境変数は次のとおりです。
| CCITIMEOUT | Drag and Drop、SourceConnect、Monitor などの LSC スタイルのアプリケーションで使用する最大タイムアウト時間を 0.1 秒単位で指定できます。デフォルトは 2 分 (1200)、使用可能な最大値は 2,147,483,647 です。この値を 4 分に設定する例を示します。
SET CCITIMEOUT=2400 |
| MFAMAXSENDLENGTH | メインフレームに、またはメインフレームから、1 つの通信パケットで送信可能なデータの最大長を設定します。この設定は、送信可能なファイルのサイズには影響しません。ファイル全体を構成するために送信する多数のデータ チャンクの個々のサイズにのみ影響します。この設定が役に立つのは、メインフレームへの、またはメインフレームからの、転送データ長を制限するルータが存在する場合、または転送可能なデータ長に制限がある場合のみです。例：
SET MFAMAXSENDLENGTH=4000 |
| MFAMAXHOTLINKS | Micro Focus のホットリンク ソフトウェアを使用する場合、LSC アプリケーションはすべての通信要求をこのホットリンク経由でルーティングします。ホットリンクは、ワークステーションをシャットダウンするか、コマンド
MFDAELSC CLOSE. を入力するまで、メインフレームにとってアクティブのままです。ホットリンクは、複数の同時リンクよりも、割り当ても負荷分散も多くの量を処理でき、要求の待機時間がタイムスライスの 15 秒を超える場合は、追加リンクを起動します。次に示すように、同時リンクの最大数を指定でき、デフォルトは 4、最大値は 10 です。
SET MFAMAXHOTLINKS=4 |
| MFAIMBEDDEDHEX | ソース コードに埋め込まれているすべての 16 進数値を
MDECONV アプリケーションと同じ方法で処理することを指定します。その際、変換後の 16 進値が
x'1f' より小さい場合は常に、その前に Null 文字を挿入します。COBOL ランタイム システムは、これらの埋め込み 16 進数値を正しく処理します。例：
SET MFAIMBEDDEDHEX=COBOL |