メインフレームのドライブの構成

SourceConnect 技術をサポートするツール内で使用する、PC のドライブ文字を定義します。定義したドライブ文字は、メインフレームのカタログ検索値にマッピングされます。

メインフレームのドライブを構成するには、次の操作を行います。

  1. [Server Access Configuration] ダイアログ ボックスの [SourceConnect] タブを選択します。
  2. [Add] をクリックすると、ドライブ マッピングのダイアログ ボックスが表示されます。
  3. ドライブ マッピングのダイアログ ボックスでドライブ文字を選択し、そのドライブにマッピングするメインフレームの詳細を入力します。
    • マッピングするドライブ文字をプルダウン リストから選択します。使用可能なドライブのみが表示されます。
    • [Mainframe catalog search criteria] フィールドに、目的のカタログを検索するための、ワイルドカードを含む検索文字列を入力します。
    • [Node] フィールドでは、プルダウン リストを使用して、定義済みのメインフレーム ノードを選択します。
  4. [OK] をクリックして、定義を設定します。

    各ドライブ文字は、特定のノードに関連付けられます。そのため、ドライブ文字の詳細を変更しなくても、ノードの詳細を変更することができます。


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タイプとしてメインフレームを選択すると、その論理的な SourceConnect ドライブ用のカタログ検索基準の入力を求められます。このドライブ文字を使用すると、メインフレームの標準のセキュリティ ルールに従って、メインフレーム全体へのアクセス権が与えられますが、この論理的な SourceConnect のドライブに対するワークステーションのディレクトリ リストには、基準に一致したデータ セットのみが表示されます。

複数の検索基準がある場合は、セミコロンで区切ってこのフィールドに入力します。指定した基準のいずれかに一致するデータ セットがすべてアクセス可能になります。

注: 結果が大量に生成されるような検索基準を入力しないでください。SourceConnect では、カタログ検索で返されるエントリ数に約 1300 という制限があり、また、ドライブにマッピングされたデータ セットごとに VTOC 情報を取得する必要があります。結果のサイズが大きくなると、パフォーマンスの問題が発生する場合があります。

例えば、ドライブ S: にカタログ検索基準として CSI01.JPD;MFI01.LAS を定義した場合、S:\*.* を使用すると、CSI01.JPD か MFI01.LAS のいずれかで始まるすべてのデータ セットがワークステーションのディレクトリ リストに表示されます。

また、検索基準の中または末尾にアスタリスクを使用することもできます。例えば、CSI01.*.COBOL と指定すると、CSI01 で始まり、COBOL で終わるすべてのデータ セットが得られます。

異なる複数のドライブ文字をさまざまなメインフレームにマッピングしておくと、複数のカタログ検索プレフィックスでそれぞれデフォルトのディレクトリ検索を実行することができます。つまり、異なるドライブ文字の数だけ異なるカタログ検索環境にアクセスできるようになります。これは、ドライブ文字 :\*.* を参照している場合で、メインフレームのデータ セットの別のディレクトリ リストを確認したいときにのみ必要になる操作です。