JVM COBOL プロジェクトの追加的なビルド

JVM COBOL プロジェクトのビルド時にコンパイルするモジュールの数を最小限に抑えるために、Enterprise Developer では、追加的にビルドされるよう (IDE で、変更されたファイルのみがリビルドされる) プロジェクトを構成できるようになりました。

ネームスペースを含む JVM COBOL アプリケーションのために増分ビルドを使用可能にするには、プロジェクトのプロパティでプロジェクト ビルド構成タブにある [Use incremental build (Technical preview feature)] オプションをオンにします。

ネームスペースを含まない JVM COBOL アプリケーションの場合は、プロジェクトのプロパティでビルド構成タブにある [Use dynamic calls] を使用できます。プロジェクトをこの設定でビルドする場合、モジュールの呼び出しはコンパイル時ではなく実行時に解決されます。これには、アプリケーションのリビルド時にすべてのモジュールをコンパイルする必要がなくなるという効果があります。