前処理された有効なマクロ ファイル (.mpc) が見つかった場合、マクロの前処理段階を実行するのではなく、そのファイルをアセンブリ段階の入力として使用します。有効な .mpc ファイルが見つからない場合や、見つかった場合でも、そのファイルの日付が対応するマクロのソース ファイルよりも前の場合、ソースからマクロをコンパイルし、今後使用できるようにそのファイルを .mpc ファイルとして保存します。
.mpc ファイルを使用すると、複雑なマクロが多く使用される大規模アセンブリの場合、コンパイル時間が最大 50% 短縮されます。
この指令は、メインフレームでは利用できません。
アセンブラー コンパイラでは、.mpc ファイルが作成されてからマクロ コピーブックが変更されたかどうかは確認されません。そのため、マクロ コピーブックを変更する場合は、すべての .mpc ファイルを削除するか、MPCGEN 指令を使用して強制的に再生成する必要があります。
MPC 指令を設定する場合、[Application Output] ウィンドウに表示されるコンパイル エラー メッセージや、指令 BALLIST、MACLIST、XMAC、XREF を設定して作成されるレポートから、ファイルや相対行番号の情報を削除する際にも効果があります。