COBOL Editor には、次のような機能拡張および新機能があります。
- ネイティブ COBOL およびマネージ COBOL の両方で、次のように COBOL 用の IntelliSense 記述支援機能が改善されました。
- コンテキストに依存した入力候補 - IntelliSense によって、コード内のカーソルの位置、またはプロジェクトのタイプに関連のある入力候補のみが表示されます。
- 補完リストの強化 - リストには、関連する COBOL 動詞、句と語、コピーブック、コード テンプレート、データ項目、および節名と段落名が含まれます。
- 文の補完による知的支援 - COBOL 動詞を入力すると、IntelliSense によって、文を完成させるために使用できる関連のある句および一意名の入力候補が表示されます。
- 単一項目の自動補完 - IntelliSense によって、単一の入力候補が自動的にコード内に挿入されます。
- 一意でない名前の修飾 - IntelliSense によって、名前が一意でないデータ項目が修飾されます。
- IntelliSense の構成設定 - 補完リスト内にどのような入力候補を表示するか、入力候補を挿入モードまたは上書きモードのどちらで追加するか、および挿入される語の大文字/小文字を構成できます。
- スニペット - IntelliSense の入力候補にコード スニペットが含まれるようになりました。
- $IF-$ELSE-$END 文の色分け - 実行されない $IF コンパイラ制御文の部分は、灰色で色分けされるようになりました。
- $REGION 文 - $REGION コンパイラ制御文がサポートされています。エディターにおいて折りたたむか展開するコード ブロックを囲むために、$REGION - $END-REGION を使用できます。
- コピー行の上の左余白にあるコピーブック グリフ (
) - コピーブックをインラインで展開できることを示します。
- コードの選択部分からのコピーブックの作成 - エディター内の新しいコンテキスト メニュー コマンドである [Extract to Copybook] を使用すると、COBOL コードの選択部分を新しいコピーブック ファイルに移動できます。そのファイルは、その新しいコピーブックを参照する COPY 文に置き換えられて、元のプログラム内のプロジェクトおよびコードに追加されます。
- コピーブック ビューの拡張 - 読み取り専用コピーブックのためのインジケーターが用意されています。
- アウトライニング - コメント ブロック、段落、および $REGION 文と $IF 文でアウトライニングを利用できるようになりました。
- タスク リスト コメント - COBOL Editor で、COBOL での Visual Studio スタイルのタスク リスト コメントがサポートされるようになりました。COBOL コメント (列 7 にある *>、*>>、または *) の宣言のすぐ後のコードで TODO、HACK、または UNDONE を入力すると、タスクが作成されて [Task List] ウィンドウに表示されます。