ACUCOBOL-GT ライブラリ ルーチン
この COBOL 開発システムには、ネイティブ コードとマネージ コードで各種 ACUCOBOL-GT ライブラリ ルーチンが用意されています。
C$CALLEDBY
現在実行中の COBOL プログラムの呼び出し元の名前を戻します。呼び出し元が存在しないか不明の場合は、スペースを戻します。
C$CALLERR
最後の CALL 文が失敗した理由を取得します。正確な情報を取得するには、他の CALL 文が実行される前に、この CALL 文を呼び出す必要があります。
C$CHDIR
現在の作業ディレクトリを変更します。
C$COPY
既存のファイルのコピーを作成します。
C$DELETE
ファイルを削除します。
C$FILEINFO
所定のファイルについてのオペレーティング システム情報を取得します。
C$GetLastFileOp
最後に実行された COBOL 入出力操作を取得します。
C$JUSTIFY
C$JUSTIFY は、データの左、右、または中央揃えを実行します。
C$LIST-DIRECTORY
C$LIST-DIRECTORY ルーチンは、選択したディレクトリの内容を表示します。各オペレーティング システムには、このタスクを実行するための独自のメソッドがあります。C$LIST-DIRECTORY には、すべてのオペレーティング システムで機能する単一のメソッドが用意されています。
C$LOCKPID
このルーチンは、以前に発生したファイル ロックまたはロック状態のレコードに対処するロックを保持するプロセスのプロセス ID (Process ID; PID) を返します。このライブラリ ルーチンは、Vision ファイル システムおよび UNIX プラットフォームでのみ機能します。
C$MAKEDIR
新しいディレクトリを作成します。
C$MEMCPY (動的メモリ ルーチン)
メモリ上の 2 つの位置の間でバイトをコピーします。
C$MYFILE
現在実行中のプログラムを含むディスク ファイルのファイル名を戻します。
C$NARG
このルーチンは、現在のプログラムに渡されるパラメーターの数を返します。
C$PARAMSIZE
このルーチンは、呼び出し側によって実際に渡される特定のパラメーターのバイト数を返します。
C$RERR
最後の I/O 文の拡張ファイル ステータス情報を返します。
C$RERRNAME
I/O 文で最後に使用されたファイルの名前を返します。
C$RUN
Windows 版 ACUCOBOL-GT では、他のプログラムを実行するための代替方法がサポートされます。これにはライブラリ ルーチン C$RUN を使用します。このライブラリ ルーチンは SYSTEM ライブラリ ルーチンと同様に機能しますが、呼び出し元のプログラムは呼び出し先のプログラムの終了を待機しません。代わりに、両方のプログラムが並行して実行されます。
C$SLEEP
このルーチンは、マシンにとって効率的な方法でプログラムを一時停止します。
C$TOUPPER と C$TOLOWER
これらのルーチンは、テキストを大文字または小文字に変換します。
I$IO
I$IO ルーチンは、ファイル ハンドラーのインターフェイスを提供します。
M$ALLOC (動的メモリ ルーチン)
動的メモリの新しい領域を割り当てます。
M$COPY (動的メモリ ルーチン)
ある位置のメモリのリージョンを別の場所にコピーします。
M$FILL (動的メモリ ルーチン)
メモリのリージョンを定数値に設定します。
M$FREE (動的メモリ ルーチン)
以前に割り当てられたメモリを解放します。
M$GET (動的メモリ ルーチン)
割り当てられたメモリ ブロックからデータを取得します。
M$PUT (動的メモリ ルーチン)
割り当てられたメモリ ブロックにデータを保存します。
RENAME
ファイル名を変更します。
WIN$VERSION
Windows および Windows NT ホスト プラットフォームのバージョン情報を戻します。
上位ヘルプ:
ACUCOBOL-GT 互換性