COBOL ページで指定したプロパティは、選択した構成に適用されます。 
全般
- マネージ コード 
- コードがマネージ、ネイティブ、または検証可能のいずれであるかを指定します。 
- プラットフォーム ターゲット 
- x64 または任意の CPU などのターゲット プラットフォーム。有効な値は、ドロップ ダウン リストで提示されます。ILTARGET コンパイラ指令と等価です。 マネージ コード プロジェクトの場合に限り、任意の CPU を設定できます。  
- 追加的なコピーブックのパス 
- 現在のプロジェクトで選択したビルド構成に限定して適用するコピーブック ファイルの検索パス。この設定により、デバッグ ビルドとリリース ビルドでは、異なるコピーブック パスを指定できます。複数のコピーブック パスを入力する場合は、セミコロンを区切り文字として使用します。 このオプションにより、COBCPY 環境変数が設定され、レジストリ内で COBCPY 設定にその値が追加されます。  プロジェクト プロパティの [コピーブックのパス] ページで有効になっているビルド構成にかかわらず、プロジェクトに適用する全般的なコピーブック パスを指定できます。構成固有のコピーブック パスは、プロジェクトのコピーブック パスよりも優先されます。  
- デバッグ情報の生成 
- デバッグ情報を生成するかどうかを判断するための値(真または偽)。 
- ビルド イベント 
- ビルドの前後に実行するコマンド、およびこれらのコマンドを実行するタイミング。詳細については、Visual Studio のヘルプを参照してください。 
- 64 ビット ポインターを生成 
- 64 ビット ポインター サポートを有効にして、プロジェクトをコンパイルします。P64 コンパイラ指令と等価です。 
- ソースの形式 
- ソース ファイルのデフォルトのソース形式です。値は、[固定]、[可変]、[自由] のいずれかです。SOURCEFORMAT コンパイラ指令と等価ですが、多くの場合、ソース コードで $set 文を使用することで、上書きすることができます。 
ネイティブ
次のプロパティは、ネイティブ COBOL プロジェクトに固有なプロパティです。 
- COBOL 言語 
- コードで使用される COBOL 言語を指定します。この設定に応じて、プロジェクトの DIALECT コンパイラ指令が指定されます。 
- リンクの設定 
- ランタイム ライブラリやスレッド モデルの種類、アプリケーションに必要なサブプログラムへのリンクなど、さまざまなリンク オプションを指定します。詳細については、「リンクの設定」を参照してください。 
エラーと警告
[エラーと警告] フィールドでは、指定した構成のビルド時に表示される警告とエラーを選択できます。 
- 警告レベル 
- 出力コンソールに表示されるエラーまたは警告メッセージに重大度を指定します。 
- メッセージの最大数 
- ビルド時に表示されるエラーまたは警告メッセージの最大数を指定します。 
- 警告をエラーとして扱う 
- 警告を受信すると、ビルドを停止します。 
追加指令
このフィールドでは、コンパイラに渡す追加の COBOL コンパイラ指令を指定できます。 
出力
- 出力パス 
- ビルド出力ファイルを格納するディレクトリ。ILOUTPUT コンパイラ指令と等価です。 
- XML ドキュメント ファイル 
- 使用されるメソッドとクラスに関して開発者がソース コードに記述した注釈を含めて、ドキュメントを XML 形式で生成します。ILDOC コンパイラ指令と等価です。 
- COM の相互運用機能に登録 
- ビルド出力を COM コンポーネントとして登録するかどうかを判断するための値(真または偽)。登録すると、.NET 以外のコードでも、プロジェクトを COM オブジェクトと同様に使用できます。 
- 指令ファイルを生成 
- プロジェクトをコンパイルする指令を含めてファイルを生成します。ファイルは「プロジェクト名.dir」という形式になり、プロジェクト ディレクトリに入れられます。 
注:いくつかのコントロールは選択できません。これらは、将来のリリースで使用可能になります。