MFFH_MODIFY_TRACE

FCDフィールドを修正する。これによりFCDに直接アクセスをして保存することができる。本呼び出しは、標準COBOL入出力文を発行して使用するか、APIを使用してファイル ハンドラーを直接呼び出して使用する。

構文:

call "MFFH_MODIFY_TRACE" using      l-FCD-modifiers

パラメーター：

l-FCD-modifiers.		Group item containing:
	l-FCD-mod-enable		pic x comp-x.
	l-FCD-mod-flag		pic x(4) comp-x.
	reserved		pic x(8).

入力パラメーター：

l-FCD-mod-enable	1 修正フラグをONにする。 2 修正フラグをOFFにする。 3 修正設定を解除する。すでに修正されたFCDには影響しない。
l-FCD-mod-flag	h"1102" fcd-falgs-1のトレースビットを修正する。 h"1808" fcd-fs-flagsのOPEN/CLOSEトレースビットを修正する。

出力パラメーター：

なし

説明:

RETURNING-CODEを検証することによって呼び出しが成功したか否かを確認できる。

修正の設定が行われた時点で、修正設定が終了されるまでファイル ハンドラーへ渡される各FCDに対応する。

例:

すべてのファイルのトレースを有効にする例

    move 1 to l-FCD-mod-enable
    move h"1102" to l-FCD-mod-flag
    call "MFFH_MODIFY_TRACE" using l-FCD-modifiers.

すべてのファイルのトレースを無効にする例

    move 2 to l-FCD-mod-enable
    move h"1102" to l-FCD-mod-flag
    call "MFFH_MODIFY_TRACE" using l-FCD-modifiers.

すべてのファイルでこれから修正されるトレースビットを停止する。すでに設定されたものは、設定が維持される。

    move 3 to l-FCD-mod-enable
    move h"1102" to l-FCD-mod-flag
    call "MFFH_MODIFY_TRACE" using l-FCD-modifiers.

すべてのファイルでOPEN/CLOSEトレースを有効にする例

    move 1 to l-FCD-mod-enable
    move h"1808" to l-FCD-mod-flag
    call "MFFH_MODIFY_TRACE" using l-FCD-modifiers.

他参照:

関連項目