
LINE(行)句は、画面項目を画面上に表示する始点となる行を指定する。
一般形式
構文規則
- 一意名-1は、符号の付かない整数であり、その値は1以上255以下とする。
- 整数-1は符号なしで、その値は1以上255以下とする。
-
PLUSと"+" は同義であり、どちらを書いてもよい。
- NUMBERの指定を省略すると、省略時解釈として値 PLUS 1がとられる。
- LINE句の指定を省略すると、現在の行が想定される。
- LINE句は、任意の基本項目に指定できる。
-
LINE句を画面節集団項目の階層中のどこかに指定する時、以下の句のうち、最低1つを同じ集団の定義に指定しなければならない。
BEEP, BELL, BLANK LINE, BLANK SCREEN, ERASE EOL, ERASE EOS, FROM, TO, USING, VALUE.
一般規則
- LINE句は、ACCEPT処理またはDISPLAY処理を行うときの、画面上に画面項目を表示する行を指定する。
- LINE句に一意名または整数を指定し、PLUS、
-
"+"または"-"
のいずれかを指定しないと、その値は絶対行番号を表わす。01レベルはそれぞれ、画面レコードを表わす。AT指定は、表示画面の先頭に関連付けて、画面レコードの先頭位置を指定する。ACCEPT文またはDISPLAY文にAT指定を指定しなかった場合、画面の最初の行が絶対行1となる。
- LINE句に PLUS、
"+"または"-"
のいずれかを指定すると、一意名または整数に指定した値は先行する画面項目の末尾からの相対行番号を表わす。この場合、先行する項目が実際に画面に表示されるか否かは問わない。先行する画面項目の末尾は、その項目の実行時の有効な長さによって決まる。その長さは、PICTURE句、VALUE句、SIZE句に基づいて算出される。01レベルの項目が出てくると、行番号は1に戻る。
- 01レベルでない項目の画面記述にLINE句もCOLUMN句も含めないと、COLUMN PLUS 1 が指定されたものとみなされる。つまり、その項目は前の項目の直後に続くことになる。
- 画面の範囲から外れる行位置を指定すると、ACCEPTまたはDISPLAYにおいて切り捨てが発生する。
- LINE句にPLUS、
"+" または"-",
のいずれかを指定し、画面節の項目に関連するACCEPT文またはDISPLAY文でAT LINE NUMBER句を指定した場合、この項目が示す行番号は、2つの数の和または差である。