Enterprise Server では、デフォルトのエンタープライズ サーバー インスタンス、ESDEMO が提供されます。このインスタンスは、COBOL プログラム ベースのサービスを実行するように構成されています。ただし、特に自分のサービスで使用するエンタープライズ サーバーを作成し構成する場合は、エンタープライズ サーバーを追加、構成するプロセスは COBOL プログラム アプリケーションで使用する場合と同じです。
Web サービスのタイムアウトの構成
ES_WS_RUNAWAY_TIMEOUT 環境変数を設定することで、Web サービスからの応答をクライアントが待機する時間を構成できます。ES_WS_RUNAWAY_TIMEOUT には、0 ～ 65535 の値 (秒) を指定できます。
ES_WS_RUNAWAY_TIMEOUT を設定するには次の方法があります。
- エンタープライズ サーバー インスタンスの設定で設定する (この変数がグローバルに設定される)。
- IDE で個々の Web サービスについて設定する (Web サービスのプロジェクトに含まれているサービス インターフェイスのプロパティを開いて、[Enable Enterprise Server run-time environment] をオンにし、[Configure Enterprise Server Run-time Environment] をクリックして、[Environment Variables] タブでこの環境変数を設定する)。
注：Web サービスで設定したタイムアウト値は、既存のグローバル設定より優先されます。