DEFINE CLUSTER コマンドは、新しい VSAM データ セットを作成します。このコマンドにより、データおよび索引ファイルがローカル マシン上に作成され、データ セット名がカタログされます。
パラメーター:
MFJAMS は次のパラメーターを使用します。他のパラメーターは、すべて無視されます。
- NAME(data-set-name)
- VSAM データ セットの名前。このパラメーターは必須です。
- INDEXED
- KSDS データ セットが定義中であることを示します。
- NONINDEXED
- ESDS データ セットが定義中であることを示します。
- NUMBERED
- RRDS データ セットが定義中であることを示します。
- KEYS(length offset)
- KSDS データ セットに対する主キー フィールドの長さとオフセット (0 に対する相対値)。オフセットは、レコードの最初の 4096 バイト内になければなりません。length に offset を加えた値は、レコードの最大長を超えない必要があります。デフォルトはKEYS(64 0)です。
- RECORDSIZE(average maximum)
- 10 進数フォーマットで表されたレコードの平均長と最大長。デフォルトはRECORDSIZE(4089 4089)です。
- MODEL(data-set-name)
- この新しいデータ セットと同じ KEYS および RECORDSIZE パラメーターを持ったカタログ式 VSAM データ セットの名前。これは、パラメーターの明示的な指定の代わりとなるものです。
- SHAREOPTIONS(crossregion[ crosssystem])
- コンポーネントまたはクラスターのユーザー間の共有を定義します。整合性を確保するために、DATA レベルと INDEX レベルで同じ共有オプションが指定されていることを確認してください。詳細については、ヘルプ トピック「SHAREOPTIONS」を参照してください。
注:SMS で管理されているデータ セットを含む、SMS で管理されているボリュームおよびカタログを、SMS 以外のシステムと共有しないでください。
VSAM RLS モードまたは DFSMStvs モードでデータ セットにアクセスすると、SHAREOPTIONS パラメーターの値が (3,3) であると見なされます。
例:
クラスターを定義する典型的なジョブを次に示します。
//DEFCLUS JOB CLASS=A
//IDCSTEP EXEC PGM=IDCAMS
//SYSPRINT DD SYSOUT=*
//SYSIN DD *
DEFINE CLUSTER(NAME(TEST.KSDS.DUMMY) KEYS(5,0) -
RECORDSIZE(80,80))
DEFINE CLUSTER 文で継続文字 (-) を使用していることに注目してください。
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