エンタープライズ サーバー インスタンスでは、提供する機能に応じて、複数の SEP を実行できます。ある要求の処理を終えた SEP は、生成された別の要求の処理に使用できます。SEP には次のコンポーネントが含まれています。
Enterprise Server 環境で動作するように調整された COBOL ランタイム システム。SEP 内では、アプリケーションがアプリケーション コンテナー内で実行されます。
コンテナー管理サービスのトランザクションを管理します。つまり、COMMIT と ROLLBACK トランザクションを管理します。
受信した要求を解読します。Enterprise Server が処理できる各種類のクライアント要求を処理する Micro Focus 製の要求ハンドラーがあります。要求ハンドラーは出力パラメーターをクライアントが理解できる形式にマッピングします。
SOAP プロトコルと Micro Focus 製のバイナリ プロトコル用の要求ハンドラーがあります。ユーザー出口を構成して、SOAP プロトコル用に提供されている要求をカスタマイズできます。
この要求ハンドラーは、Interface Mapping Toolkit が作成したマッピング情報を使用して、要求パラメータを COBOL アプリケーションの呼び出しインターフェイスにマップします。