Btrieve は通常、ANSI 規格に準拠しません。ただし、デフォルトでは、Xfh2btr 呼び出し変換モジュールは、ANSI 動作をエミュレートさせるために Btrieve ランタイム システムに必要な呼び出しを行います。ただし、FILETYPE コンパイラ指令を FILETYPE"6" に設定することにより、非 ANSI モードでの操作を選択できます。
このモードの操作では、各 Micro Focus ファイル ハンドラーの操作は最も近い Btrieve ランタイム呼び出しにマップされ、ANSI 規格の確認が行われなくなります。
- この COBOL システム内で設定したランタイム スイッチは、Xfh2btr 呼び出し変換モジュールによって無視されます。
- 操作は、NODETECTLOCK コンパイラ指令を設定したように行われます。
- ファイル内のレコードを削除、再書き込み、または書き込みした後は、現行レコード ポインター (CRP) の位置再指定は行われません。
- 各 COBOL 入出力呼び出しは、最も近くの関連する Btrieve ランタイム システム呼び出しに、次のようにしてマップされます。
COBOL 入出力呼び出し |
Btrieve ランタイム システム呼び出し |
OPEN |
Open |
CLOSE |
Close |
WRITE |
Insert |
READ |
Get |
START |
Get |
DELETE |
Get/Delete |
REWRITE |
Get/Delete |
UNLOCK |
Unlock |
ROLLBACK |
Abort transaction |
COMMIT |
End transaction |