可変長テスト ファイルをダウンロードする場合は、まずメインフレーム環境に VRECGEN プログラムをアップロードし、コンパイルする必要があります。このプログラムは、メインフレームの可変長形式ファイルを変換するためのサンプル COBOL プログラムとして提供されています。
注:提供されているサンプルのソース コード内で、可変長ファイルの最大長と最小長を調べてください。サンプル FD 内のレコード記述の OCCURS DEPENDING ON 句には、これらの値に MVS の RDW (レコード記述ワード) 用の 4 バイトを加えた値を使用する必要があります。
VRECGEN のインストール方法
- VRECGEN のソース コード ファイルをインストール手順の一環として PC にコピーします。ファイル名は vrecgen.cbl とし、COBOL 開発システムのインストールで %ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Enterprise Developer\src および $COBDIR/copylib にコピーします。
- COBOL 開発システムをインストールした後に、ファイル vrecgen.cbl をメインフレームにアップロードし、ANSI から EBCDIC への変換を指定します。ファイルが固定長 (80 バイト) のカードイメージ形式であることを確認してください。
- COBOL コンパイラを使用して、メインフレーム上で VRECGEN をコンパイルします。このプログラムのコンパイル時に、次に示すオプションを指定します。一部はコンパイラ オプション、一部はランタイム オプション、一部はリンク編集オプションです(使用している環境とコンパイラで有効なオプションだけを使用します)。
- NOSSRANGE または NOSUBRNGCK (添字範囲チェックなし)
- DATA(24)
- NOOPT
- AMODE=24,RMODE=24
注:VS COBOL II のリリース 3 以降でファイル状態 39 が発生した場合は、CMPR2 コンパイル オプションを使用して VRECGEN を再コンパイルしてください。