次の構文を使用すると、プログラムで呼び出し可能ファイル ハンドラーを明示的に呼び出せます。
call "EXTFH" using opcode fcd
パラメーターは次のとおりです。
パラメーター |
説明 |
"EXTFH" |
ファイル ハンドラー インターフェイスのモジュール名です。 |
opcode |
ファイル ハンドラーの操作コードです。「操作コード」を参照してください。 |
fcd |
ファイル ハンドラーがアクセスするファイルの詳細を保持する FCD (ファイル制御記述) と呼ばれるデータ領域です。「データ構造」を参照してください。 |
最初の呼び出しの前に、次の手順を行う必要があります。
- ファイル制御記述 (FCD)、レコード領域、ファイル名領域、キー定義ブロック (索引付きファイルの場合) にデータ領域を割り当てます。
- ファイル ハンドラーが無効な値を受け取らないように、すべてのデータ領域をバイナリのゼロに初期化します。
- FCD に次の領域へのポインターを設定します。
- レコード領域
- ファイル名領域
- キー定義ブロック (索引付きファイルの場合のみ)
その後で、各ファイル ハンドラー操作に対して次の手順を行います。
- 選択した操作コードに対応する FCD のフィールドに入力を行います。
- ファイル ハンドラーを呼び出します。
- ファイル状態を確認して、ファイルの入出力操作が正常に行われたかどうかを判断します。
- FCD フィールドやレコード領域のデータを処理します。