CHANGEMAN_ASGROUP
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すべての ChangeMan 要求の処理に使用する MFA サーバー アドレス空間グループの名前を指定します。SERVERS サンプルでは、CGMQ というアドレス空間グループが定義され、ChangeMan 定義で共有されています。MFA サーバーの両方の機能を使用する場合、ASGROUP 定義を個別に作成できますが、必ずしもそうする必要はありません。
SERVERS メンバーの ASGROUP 定義では、従属リージョン開始タスクを開始するために使用する JCL プロシージャの名前が指定されています。MFA サーバーが提供する MFAAS というプロシージャは、すべての従属リージョン JCL プロシージャの基として使用できます。サーバーのインストール中に、この JCL をカスタマイズして、システム プロシージャ ライブラリに追加します。MFAAS JCL プロシージャの一部の機能は JCL コメント文になっており、シンボリック パラメーターや STEPLIB プログラム ライブラリ名などをユーザーがカスタマイズできます。また、プロシージャ内のさまざまな専用の ChangeMan DD 文をカスタマイズできます。MFAAS JCL には、C
hangeMan を使用するために必要なすべてのカスタマイズについて説明するテキストが含まれています。
ChangeMan 処理に関連付ける ASGROUP 名を 1 ~ 4 文字で指定します。このパラメーターを省略すると、アドレス空間グループ名はデフォルトで CALL に設定されます。
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CHANGEMAN_COMMON_BUILD
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Mainframe Access が AppMaster Builder の下でサブミットされたグループ ビルドに対応するかどうかを指定します。YES を指定すると、グループ ビルドを有効にします。NO を指定すると、無効にします。デフォルトは NO です。グループ ビルドが有効な場合、MFA はサブミットされたコインポーネント名とタイプに一致するように AMB グループの各メンバーのビルド オプションを変更して、グループの各ビルド要求が正しく実行されることを保証します。
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CHANGEMAN_DSNQUALIFIER
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ステージング処理中に入力ファイルを保持するために MFA サーバーによって作成される、動的に割り当てられたデータ セットの高レベル修飾子を指定します。MFA サーバーは、これらのデータ セットを、関連するクライアント要求が完了した時点で削除されるカードイメージの順次データ セットとして動的に作成します。デフォルト修飾子は、現在のユーザーのログイン ID です。現在のユーザーのログイン ID が高レベル修飾子として名前に付けられているデータ セットに格納されるファイルにデータを読み書きする RACF 権限を、インストールの SERNET が持っていない場合、代替修飾子を設定する必要があります。
代替修飾子が必要な場合は、正しい値を選択するために ChangeMan 管理者またはセキュリティ管理者に支援を依頼してください。
ChangeMan 機能がセキュリティ サブシステム認証によって制限されている場合、データ セットへの読み取りアクセスが常に許可されるようにデータ セットの高レベル修飾子を指定する必要がある場合があります。
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CHANGEMAN_INTERFACE
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ChangeMan ZMF モジュールの名前を指定します。ChangeMan 要求処理中に、MFA サーバーはこのモジュールをロードし、ブランチがこのモジュールに入ります。有効な値は、SERXMLBC および SERXMLAC です。デフォルトは SERXMLAC です。
推奨されるインターフェイス モジュールは SERXMLAC ですが、このことは Serena のマニュアルには記載されていません。しかし、MFA サーバー (リクエスター) と ChangeMan ZMF の間で XML 入出力を交換するために、データ セットの代わりに仮想記憶域を使用することによって、SERXMLBC よりも優れたインターフェイス パフォーマンスを実現します。
Serena のマニュアルに記載されているのは SERXMLBC インターフェイスのみです。これは、XML サービス バッチ クライアントです。SERXMLBC はバッチ ジョブ ストリームでの使用を想定しており、XMLIN と XMLOUT の DD 文を使用して必要なデータ セットを定義する必要があります。MFAAS JCL サンプルには XMLIN と XMLOUT の DD 文のサンプルが含まれていますが、現在はコメントになっています。SERXMLBC を使用する必要がある場合は、SupportLine に連絡して、データ セット定義について相談してください。
このパラメーターは、アプリケーション サーバー アドレス空間で使用されている PARMS メンバーと PARMSAS メンバーの両方で必要です。
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CHANGEMAN_SSID
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ChangeMan の識別に使用する z/OS サブシステム ID の最後の文字を提供することによって、Mainframe Access の ChangeMan インターフェイスを初期化します。このパラメーターを省略すると、Mainframe Access による ChangeMan インターフェイスの初期化は行われません。有効な値は、任意の英数字 1 文字です。指定した文字をサブシステム ID 文字列 "SER" の末尾に追加することによって、4 文字の ID が完成します。たとえば、CHANGEMAN_SSID=A と指定した場合、z/OS サブシステム ID は "SERA" になります。
このパラメーターは、アプリケーション サーバー アドレス空間で使用されている PARMS メンバーと PARMSAS メンバーの両方で必要です。
使用する適切なサブシステム ID を決定する際は、ChangeMan 管理者に相談してください。
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CHANGEMAN_TEST_OPTION
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MFA で XML トレース オプションを使用するかどうかを指定します。YES を指定すると、XML トレースを有効にします。NO を指定すると、無効にします。デフォルトは NO です。有効にした場合、SERNET は XML 形式の情報を標準の SERPRINT DD ファイルに記録します。このファイルは、問題の特定および MFA サービスの検証に使用できます。XML トレースを有効にすると大量のログ データが生成されるので、プロダクション システムで有効にすることはお奨めしません。
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CHANGEMAN_XMS_SIZE
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MFA が ChangeMan 従属リージョンに XML の要求と応答を送信するために使用するメモリ間バッファーのサイズをメガバイト単位で指定します。1 ~ 7 の範囲の整数を指定できます。1 メガバイトで 2500 個のディレクトリ エントリまたは 10,000 行のソース コードを渡すことができます。要件がこれらの制限を超える場合は、もっと適切な値で構成できます。構成していないデフォルト値は 1 メガバイトです。
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