目的
次のコンパイラ オプションのセットを指定します。MARGINS、NAMES、OR (「|」)、NOT (「^」)。
構文
%PROCESS [compiler-option] ...;
パラメーター
- MARGINS
- マージンを設定します。コンパイラは、ソース ファイル内のこのマージンの内側の文字はソース コードとして解釈し、その外側の文字はすべて無視します。この文は、ソース ファイル内の任意の場所に挿入できます。この制限は、%PROCESS MARGINS 文から次の %PROCESS MARGINS 文またはファイルの末尾までのすべてのソース コードに適用されます。タブが使用されている場合、各タブは 1 つの文字としてカウントされます。
注:ソース ファイル全体に同じ効果を適用するには、-margins コンパイラ オプション スイッチを使用します。詳細については、『Open PL/I ユーザー ガイド』を参照してください。
%PROCESS[MARGINS l,r[,p]];
- l
- ソース コードとして解釈される一番左の文字の列番号。
- r
- ソース コードとして解釈される一番右の文字の列番号。
- p
- ポインター制御文字の列番号。現在は Open PL/I コンパイラによって無視されます。
- OR (「|」)
- OR 記号として使用できるオプションの文字を 7 文字まで指定できます。
- NOT (「^」)
- NOT 記号として使用できるオプションの文字を 7 文字まで指定できます。
例
%PROCESS MARGINS (5,55) OR('!|') NOT('^~')
この例では、ソース行のカラム 5 ~ 55 の範囲のテキストのみがコンパイラによって解釈されます。ただし、ソース リスティングにはソース行全体が含まれます。
! および
| は OR 記号として解釈され、
^ および
~ は NOT 記号として解釈されます。