Java と COBOL 間のデータベース接続の共有

COBOL と JDBC で共通のデータベース接続を使用できます。これを実現するには、接続がどのように開かれるのかに応じて EXEC SQL 文を組み合わせて使用します。
Java が接続を開く場合
  1. 接続オブジェクトを COBOL に渡します。
  2. EXEC SQL BIND CONNECTION を使用して、接続を確立します。
  3. 接続の使用を終えるとき、引き続き Java から接続にアクセスする場合は EXEC SQL UNBIND CONNECTION を、Java から接続にアクセスしない場合は EXEC SQL DISCONNECT を使用します。
COBOL が接続を開く場合
  1. EXEC SQL GET CONNECTION を使用して、Java に渡す接続オブジェクトを取得します。
  2. 接続の使用を終えるとき、引き続き Java から接続にアクセスする場合は EXEC SQL UNBIND CONNECTION を、Java から接続にアクセスしない場合は EXEC SQL DISCONNECT を使用します。
注: EXEC SQL UNBIND CONNECTION を使用するとカーソルは閉じられますが、接続は閉じません。