オペレーティング システムで利用できるユーティリティまたはサードパーティから入手できるユーティリティは、多くの場合、診断の全体像を把握したり、実際に環境設定やネットワークなどに関する具体的な問題を直接特定したりすることができる追加情報の確保に非常に役立ちます。
Windows 環境:オペレーティング システムに付属しているツールのほか、追加のツールを取得することが必要になる場合があります。特に、Microsoft が配布しているツール スイート (当初は Sysinternals.com によって提供されていた) には、procmon などの便利なツールのほとんどが含まれています。
UNIX 環境:strace や truss などのツールは、オプションのインストール コンポーネントとして提供される場合もありますが、それ以外の場合はダウンロードしてインストールすることができます。
次の外部ユーティリティは、問題の発生時におけるサポート情報の確保、またはオペレーティング システムが直接さらされる問題の調査に役立つことが実証されています。
Windows 環境
- Process Monitor
- Procmon – リアルタイム プロセス アクティビティ
- Netstat
- TCP/UDP ポート接続情報
- Process Explorer
- 開かれているハンドルおよび DLL (コマンド ラインから)
- Handle
- OS で開かれているハンドルおよびファイル
- listDLLs
- プロセスにロードされている DLL
- Depends
- 依存モジュールおよびエクスポートされた関数
- Windows タスク マネージャー
- Windows リソース マネージャー
- Windows パフォーマンス モニター
- +SCOM
- Windows イベント マネージャー
- TCPview および Wireshark
- TCP エンドポイント、アドレス、およびトラフィック
- Debugging Tools for Windows
- ADplus、Windbg
- Microsoft ネットワーク モニター
- NetMon - VPN ネットワークをトレース可能
- Rawcap
- ループバック インターフェイスをトレース可能
UNIX 環境
- strace/truss
- lsof
- 開いているファイルの一覧表示
- netstat
- TCP/UDP ポート接続情報
- ipcs
- プロセス間通信 - 共有メモリなどのため
- ulimit
- 開いているファイルの制限