MFBSIEMX モジュールは、イベント マネージャー ユーザー出口として定義する必要があります。また、MFBSI_DIR 変数は、次のような [Configuration Information] フィールドに表示されているものと同様に指定する必要があります。
詳細は次のとおりです。
MFBSIJCL コンポーネントからエンタープライズ サーバーにジョブをサブミットするには、MFBSI_DIR 環境変数で同じフォルダーを設定する必要があります。
特定のエンタープライズ サーバー リージョンの MFBSI_DIR を指定する方法は 2 つあります。
または、次の操作を行います。
MFBSI_DIR を指定する方法の例を次に示します。
MFBSIJCL のデフォルトの設定を使用して、リージョン名を MFBSI_DIR の一部として指定することをお奨めします。
MFBSI_DIR をエンタープライズ サーバー リージョンと同じ名前のフォルダーで終わるパスに設定し、MFBSIJCL のデフォルトの設定を使用するには、以下を実行します。
Windows の場合:
set MFBSI_DIR=x:\MF\…\MFBSI\ESRegionName
UNIX の場合:
export MFBSI_DIR=/MF/…/MFBSI/ESRegionName
MFBSI_DIR を任意のフォルダーに設定するには、以下を実行します。
Windows の場合:
set MFBSI_DIR=x:\MF\...\MYDIR mfbsijcl ... REGION=ESRegionName
UNIX の場合:
export MFBSI_DIR=/MF/.../MYDIR mfbsijcl ... REGION=ESRegionName
REGION=ESRegionName
Windows の場合:
set MFBSI_DIR=x:\MF\...\MYDIR
UNIX の場合:
export MFBSI_DIR=/MF/.../MYDIR
Windows の場合:
mfbsijcl ... CFG=x:\MF\...\MFBSICFG\custom.cfg
UNIX の場合:
mfbsijcl ... CFG=/MF/.../MFBSICFG/custom.cfg
CFG パラメーターを指定しない場合は次のとおりです。
Windows の場合:
mfbsijcl ... export MFBSI_CFG=x:\MF\...\MFBSICFG\custom.cfg
UNIX の場合:
mfbsijcl ... export MFBSI_CFG=/MF/…/MFBSICFG/custom.cfg
リージョン構成でこれらの設定を行ったら、サーバーを再起動し、コンソール ログに CASAM3006I/CASAM3001I メッセージがないかチェックして、MFBSIEMX の正常な初期化を確認します。ログ エントリは次のようになります。
CASAM3006I Event Filter for (mfbsiemx) has been enabled. Filter string: "1:1,3&3:*&4:1,2" CASAM3001I Event Manager exit enabled (mfbsiemx)
サーバーの初期化では、ESRegionName.Started というファイルが MFBSI_DIR の場所に作成されます。サーバーがシャットダウンすると、このファイルは EESRegionName.Shutdown というファイルに置き換えられます (ESRegionName は、使用しているリージョンの名前)。
サブミットされたジョブを再開するには、エンタープライズ サーバー インスタンスで追加の構成設定が必要です。「ジョブ再開」を参照してください。