DSNREXX のサポート

注：これは技術評価機能としてのみ提供されます。この新機能について、テストおよびフィードバックができるようになる予定です。ただし、この機能はプロダクション使用を目的としたものではなく、プロダクション使用はサポートされていません。

Micro Focus のサポートは、DB2 for z/OS 上の DSNREXX と同様ですが、次のような制限があります。Micro Focus の DSNREXX は、現在、ODBC XA スイッチモジュールを使用している Windows プラットフォーム上の Enterprise Server で、SQL Server および DB2 LUW に対してのみ利用できます。そのほかに、UNIX の一部のプラットフォームで DB2 LUW がサポートされています。詳細については、「Windows 上の追加ソフトウェア要件」または「Additional Software Requirements for Micro Focus Enterprise Developer Unix Components」を参照してください。

次の表に、REXX の静的 SQL 文と、DB2 LUW を使用している場合にそれらがサポートされるかどうかを示します。

REXX 文	サポート	注
CALL	一部	結果セットを返さない CALL のみがサポートされます。
CLOSE	はい
CONNECT	はい
DECLARE CURSOR	はい
DESCRIBE prepared statement	はい
DESCRIBE CURSOR	いいえ
DESCRIBE INPUT	はい
DESCRIBE PROCEDURE	いいえ
EXECUTE	はい
EXECUTE IMMEDIATE	はい
FETCH	はい
OPEN	はい
PREPARE	はい
RELEASE connection	一部	構文はサポートされています。DISCONNECT のみが実行されます。
SET CONNECTION	いいえ
SET CURRENT PACKAGE PATH	はい
SET CURRENT PACKAGESET	一部	「分離レベルの設定」を参照してください。
SET host variable = CURRENT DATE	はい
SET host variable = CURRENT DEGREE	はい
SET host variable = CURRENT MEMBER	はい
SET host variable = CURRENT PACKAGESET	いいえ	DB2 LUW では、この特殊レジスタはサポートされません。
SET host variable = CURRENT PATH	はい
SET host variable = CURRENT SERVER	はい
SET host variable = CURRENT SQLID	はい
SET host variable = CURRENT TIME	はい
SET host variable = CURRENT TIMESTAMP	はい
SET host variable = CURRENT TIMEZONE	はい

次の表に、REXX の静的 SQL 文と、SQL Server を HCOSS とともに使用している場合にそれらがサポートされるかどうかを示します。

注：サポートされている特殊レジスタにアクセスする前に、HCOSS インストールスクリプトを実行する必要があります。詳細については、「DSN コマンド」を参照してください。

REXX 文	サポート	注
CALL	いいえ
CLOSE	はい
CONNECT	はい
DECLARE CURSOR	はい
DESCRIBE prepared statement	はい
DESCRIBE CURSOR	いいえ
DESCRIBE INPUT	はい
DESCRIBE PROCEDURE	いいえ
EXECUTE	はい
EXECUTE IMMEDIATE	はい
FETCH	はい
OPEN	はい
PREPARE	はい
RELEASE connection	一部	構文はサポートされています。DISCONNECT のみが実行されます。
SET CONNECTION	いいえ
SET CURRENT PACKAGE PATH	いいえ	HCOSS/SQL Server では、この特殊レジスタはサポートされません。
SET CURRENT PACKAGESET	一部	「分離レベルの設定」を参照してください。
SET host variable = CURRENT DATE	はい
SET host variable = CURRENT DEGREE	いいえ	HCOSS/SQL Server では、この特殊レジスタはサポートされません。
SET host variable = CURRENT MEMBER	いいえ	HCOSS/SQL Server では、この特殊レジスタはサポートされません。
SET host variable = CURRENT PACKAGESET	いいえ	HCOSS/SQL Server では、この特殊レジスタはサポートされません。
SET host variable = CURRENT PATH	いいえ	HCOSS/SQL Server では、この特殊レジスタはサポートされません。
SET host variable = CURRENT SERVER	はい
SET host variable = CURRENT SQLID	はい
SET host variable = CURRENT TIME	はい
SET host variable = CURRENT TIMESTAMP	はい
SET host variable = CURRENT TIMEZONE	はい

SET CURRENT SCHEMA 文はサポートされていません。次に例を示します。

Sqlsmt = "SET CURRENT SCHEMA PRODA"
ADDRESS DSNREXX "EXECSQL EXECUTE IMMEDIATE :Sqlsmt"

各 SQL 文を EXECSQL で始めて、その後に次のいずれかを指定する必要があります。

一重または二重の引用符で囲んだ SQL 文。
SQL 文を含む REXX 変数。

次に例を示します。

ADDRESS DSNREXX EXECSQL “ROLLBACK”

rexxvar=”ROLLBACKT”
ADDRESS DSNREXX EXECSQL rexxvar