COBOL プログラムを呼び出す Java クラス
                Java クラスとその Java クラスが呼び出す COBOL プログラムを 1 ステップずつ実行するためには、[Wait for Application Attachment] デバッグ構成で COBOL プログラムのデバッグを開始してから、呼び出し元の Java クラスのデバッグを [Java Application] デバッグ構成で開始する必要があります。デバッグ構成を作成してデバッグを開始する方法は複数存在することに注意してください。次の手順はその一例にすぎません。
                
                開始する前に、両方のプログラムがデバッグ用にコンパイルされていることを確認してください。
                
                
                  -  [COBOL Explorer] で Java プロジェクトを選択します。
                  
 
                  - [Run > Debug Configurations] をクリックし、次に [Java Application] をクリックします。
                  
 
                  -  [New] ボタンをクリックします。
                  
 
                  -  [Main] タブで、[Main class] を、Main が含まれているクラスに設定します。
                  
 
                  - COBOL プログラムの呼び出し時に確実にデバッガーが呼び出されるようにするには、次のいずれかを行います。 
                                - [Environment] タブで次の変数を設定する 
                                         - COBPATH を COBOL プロジェクトの .bin ディレクトリに設定する
                                         
 
                                         - COBSW を "+A" に設定する
                                         
 
                                  
                                 
                                - COBOL プログラムで CBL_DEBUGBREAK または CBL_DEBUG_START 文を使用する
                                
 
                         
                   
                  -  COBOL プロジェクトを選択します。
                  
 
                  - [Run > Debug Configurations] をクリックし、次に [Wait for Application Attachment] をクリックします。
                  
 
                  - [Debug] をクリックします。これにより、プログラムは待機状態になります。このプログラムのデバッグは、Java クラスによってこのプログラムが呼び出されるまで開始されません。[Debug] ビューへの切り替えを促されたら、[No] をクリックします。
                  
 
                  -  Java プロジェクトを選択し、[Run > Debug as > Java application] をクリックしてデバッグを開始します。
                  
 
                
                その後、Eclipse は [Debug] パースペクティブを開きます。これにより、Java コードを 1 ステップずつ実行してデータ項目の値を確認および変更することが可能になります。クラスが COBOL プログラムを呼び出すと、[Debug] パースペクティブが COBOL ソースに切り替わるため、COBOL コードも 1 ステップずつ実行して追跡することができます。