エンタープライズ サーバー リージョン内の既存のデータ セットにアクセスして編集するには、データファイル エディターを使用します。データファイル エディターでデータ セットを開く手順はデータ ファイルを開く手順と異なりますが、エディターで開いた後の編集方法はデータ ファイルと同じです。
データファイル エディターでデータ セットを開いて編集するときは、エンタープライズ サーバー リージョンに直接接続する場合と同じ権限チェックが適用されます。また、[File Information] タブや最近使用したファイルのリストにデータ セットのフル パス名を表示しないなど、追加のセキュリティ対策も実装されています。
外部セキュリティー マネージャーを導入している場合は、データ セットを開くときに有効なログオン資格情報を入力する必要があります。データ セットの開閉時には、ENQ および DEQ のロック機構がそれぞれ適用され、監査マネージャーが実行されている場合はファイル操作が監査証跡に記録されます。
データ セットは、通常、接続先のリージョンで実行されている Fileshare サーバーを介して開きます。ただし、ローカル リージョンのデータ セットを開く場合は、Fileshare を介さずに直接開くことができるため、より高速にアクセスできます。実際、このシナリオでは、Fileshare を構成する必要はありません。
データ セットで構造ファイルを使用する場合は、構造ファイルをローカルに保存する必要があります。これは、リモート マシンに接続しているときは、ローカルのデータ ファイルを開くときとは異なり、データファイル エディターで同じ名前と同じ場所の構造ファイルを自動的に選択できないためです。データ セットを開くときにそれぞれ選択する必要があります。