opdemo.pli のデバッグ

PL/I パースペクティブからデバッグ パースペクティブに切り替わると、ソース ファイル opdemo.pli が自動的に表示され、OPDEMO: PROC(JCLPARM) OPTIONS(MAIN) REORDER; 行が現在の実行行として強調表示されます。

  1. ソース ウィンドウで行番号がオンになっていない場合は、ソース ペインの左の列を右クリックして [Show Line Numbers] を選択します。
  2. をクリックするか F5 を押してプログラムにステップ インします。77 行目の次に示す行まで進みます。
    on error begin;
  3. 行をダブルクリックするか、[Run > Toggle Breakpoint] をクリックして、ブレークポイントを設定します。この行がデバッグ パースペクティブの右上の [Breakpoints] ペインに表示されます。
  4. をさらに 2 回クリックして、次に示す行に移動します。
    ON ENDFILE (SYSIN)
  5. SYSIN の部分にマウス ポインターを置くと、次の情報がテキスト ホバーとして表示されます。
    OPDEMO, SYSIN FILE RECORD INPUT  ENVIRONMENT(FB RECSIZE(80)); Refs=4.
  6. [SYSIN] を右クリックして [Inspect item] を選択するか、Ctrl+Shift+I を使用して、変数を検査します。
  7. [Add to Expressions View] をクリックすると、SYSIN とその現在の値が [Expressions] ペインに表示されます。
  8. をさらに 2 回クリックして、次に示す行に移動します。
    SYSPRINT_BUFF = 'ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ' || /* 26 */
  9. SYSIN と同じ方法で [Expressions] ペインに追加し、現在の値をチェックします。
  10. をクリックし、SYSPRINT_BUFF の値が ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ12 に変わることを確認します。
  11. をさらに数回クリックして、次に示す行に移動します。
    sysin_num_recs = '0';

    この行から SYSIN_NUM_RECS 変数が始まります。

  12. SYSIN_NUM_RECS を [Expressions] ペインに追加し、その値が pU.a であることを確認します。
  13. をクリックし、[Expressions] ペインで SYSIN_NUM_RECS の値をチェックします。0000 に変わっています。
  14. をさらに数回クリックして、次に示す行に移動します。
    sysin_num_recs = sysin_num_recs + 1;
  15. ステップ インし、値が 0001 に変わることを確認します。
  16. opdemo.pli の最後にある END 文の行に移動し、カーソルを置きます。
  17. をクリックするか CTRL+R を使用して、その行までプログラムを実行します。

    デバッガーが END 文に到達すると、SYSIN_NUM_RECS の最終値 (0004) から、プログラムで 5 つのレコードを処理したことがわかります。

  18. デバッグは、プログラムが最後まで実行されると自動的に終了します。その前にデバッグを停止する場合は、 をクリックします。