ネットワーク サーバーからネイティブ COBOL アプリケーションを実行する場合、Enterprise Server のライセンスを構成する必要があります。
 
   
 
	 この手順は、次のような 64 ビットの Windows 環境に基づいています。
 
	  
		- 32 ビットのソフトウェアはいずれも C:\Program Files (x86) にインストールされます。
 
 
		- 32 ビットのシステム ファイルは C:\Windows\SysWOW64 に格納されます。
 
 
		- 64 ビットのシステム ファイルは C:\Windows\System32 に格納されます。
 
 
	 
 
	 32 ビットの Windows 環境の場合は、これらの場所は次のようになります。
 
	  
		- ソフトウェアはいずれも C:\Program Files にインストールされます。
 
 
		- システム ファイルは C:\Windows\System32 に格納されます。
 
 
	 
 
	 ネイティブ COBOL プログラムは、Enterprise Developer でダイナミック リンク設定を有効にしてコンパイルする必要があります。この操作は次のように行います。
 
	 Eclipse:
 
	  
		- Eclipse で、アプリケーションのプロジェクトを開きます。
 
 
		- [Project > Properties] をクリックします。
 
 
		-  [Micro Focus > Build Configurations > Link] をクリックします。
 
 
		- [Dynamic] をクリックし、[OK] をクリックします。
 
 
		- プロジェクトが再コンパイルされていることを確認します。
 
 
	 
 
	 クライアント マシンから COBOL アプリケーションを起動できるようにするには、次のようにサーバー側とクライアント側の両方で環境を構成する必要があります。
 
	 サーバー側
 
		 
		サーバーで次の手順を実行します。
 
		 
		  - Enterprise Server がインストールされていることを確認します。
 
 
		  - Micro Focus License Administration を起動します。
詳細は、「Micro Focus License Administration を起動するには」を参照してください。
 
		   
 
		  - ライセンスをインストールします。
 
				- [Options > Advanced Configuration] をクリックします。
 
 
				- [License server] フィールドの行にある [Change] をクリックし、サーバーの IP アドレスまたは名前を指定して [Save] をクリックします。
 
 
				- [Advanced Configuration] ダイアログ ボックスおよび [Micro Focus Licensing System Administration] ダイアログ ボックスの両方を閉じます。
 
 
			 
 
		   
 
		  - 次のファイルを %ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Enterprise Server\bin フォルダーにコピーします。
 
				- C:\Program Files (x86)\Common Files\Safenet Sentinel\Sentinel RMS License Manager\WinNT\mfcesd.exe
 
 
				- C:\Program Files (x86)\Common Files\Safenet Sentinel\Sentinel RMS License Manager\WinNT\mfcesdchk.exe
 
 
				- C:\ProgramData\Micro Focus\ces.ini
注: デフォルトでは、
C:\ProgramData フォルダーは非表示になっています。表示する方法については、Windows のヘルプを参照してください。
 
 
				 
 
				- Enterprise Developer がインストールされている開発用マシンから次のファイルをコピーします。
 
					 - 64 ビットとしてコンパイルされたアプリケーションの場合は、C:\Windows\System32\msvcr110.dll を %ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Enterprise Server\bin64 にコピーします。
 
 
					 - 32 ビットとしてコンパイルされたアプリケーションの場合は、C:\Windows\SysWOW64\msvcr110.dll を %ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Enterprise Server\bin にコピーします。
 
 
				  
 
				 
 
				- %ProgramFiles(x86)%\Micro Focus\Enterprise Server から MicroFocusSrv などのネットワーク共有フォルダーを作成し、ユーザーに読み取り専用アクセス権のみを付与します。
 
 
				- COBOL アプリケーションをサーバーにディプロイする場合は、次のようにします。
 
					 - テキスト エディターを使用して、ランタイム起動ファイル progname.exe.mfcfg を作成します。progname は、実行可能ファイル progname.exe と同じ名前です。
ヒント: .exe ファイルが複数ある場合は、代わりに 
mfdefault.exe.mfcfg ファイルを 1 つ作成して、そのファイルをすべての 
.exe ファイルに使用できます。
.int ファイルや 
.gnt ファイルを 
run.exe で実行する場合は、
mfdefault.exe.mfcfg を作成することをお奨めします。
 
					  
 
					 - 起動ファイルに次の 2 行を含めます。
SET SERVERPATH=\\ServerName\MicroFocusSrv
SET CESDYNAMIC=ces.ini
 
						 詳細は次のとおりです。
 
						 
						  - ServerName はサーバーの名前または IP アドレスです。
 
 
						
 
					  
 
					 - ランタイム起動構成ファイルをアプリケーションの .exe ファイルと同じフォルダーに追加します。
 
 
				  
 
				 
 
			 
 
		   
 
		
 
	  
 
	 クライアント側
 
		 
		クライアント マシンで次の手順を実行します。
 
		 
		  - サーバー上に作成した Enterprise Server 共有フォルダー MicroFocusSrv 内の bin サブフォルダーとアプリケーション フォルダーを PATH 環境変数に追加します。
 
			 
 詳細は次のとおりです。
 
			  
				- ServerName はサーバーの名前または IP アドレスです。
 
 
				- <AppFolder> アプリケーション フォルダーです。
 
 
			 
 
		   
 
		  - COBOL アプリケーションをクライアント マシンにディプロイする場合は、次のようにします。
 
				- テキスト エディターを使用して、ランタイム起動ファイル progname.exe.mfcfg を作成します。progname は、実行可能ファイル progname.exe と同じ名前です。
ヒント: .exe ファイルが複数ある場合は、代わりに 
mfdefault.exe.mfcfg ファイルを 1 つ作成して、そのファイルをすべての 
.exe ファイルに使用できます。
.int ファイルや 
.gnt ファイルを 
run.exe で実行する場合は、
mfdefault.exe.mfcfg を作成することをお奨めします。
 
				 
 
				- 起動ファイルに次の 2 行を含めます。
SET SERVERPATH=\\ServerName\MicroFocusSrv
SET CESDYNAMIC=ces.ini
 
				   詳細は次のとおりです。
 
				   
					 - ServerName はサーバーの名前または IP アドレスです。
 
 
				  
 
				 
 
				- ランタイム起動構成ファイルをアプリケーションの .exe ファイルと同じフォルダーに追加します。
 
 
			 
 
		   
 
		  - アプリケーションを実行します。